今日のできごと
2016/4/14(木)

 今日は、ヨブ記1章を一緒に読みました。
 ここには、サタンが出てきます。
 目には見えませんが、神が実在するようにサタンもまた実在します。
 神は、サタンがヨブを悩ますことを許されました。
 ヨブの飼っていた牛五百くびきと、雌ロバ五百頭は、
 シェバ人によって略奪され、牧童たちは切り殺されます。
 七千匹の羊たちは、天からの火によって
 羊飼いもろとも、焼け死んでしまいます。
 三千頭のらくだも、カルデア人によって奪われ、牧童たちも切り殺されます。
 そしてヨブの十人の子供たちも全員、
 強風による家屋倒壊によって、死んでしまいます。
 サタンは、これらのことをする力をもっていることがわかります。
 人を利用して殺人を犯させ、財産を盗み、天から火を下して、
 人と動物を焼き滅ぼし、大風を吹かせて家屋を倒壊させ、
 人々を殺すことができる、そういう力を持っていることがわかります。
 サタンの力を、あなどることはできません。人よりも確実に強いのです。
 しかし、いかにサタンといえどもその力を行使するためには、
 神の許可が必要でした。神の権威には勝てないのです。
 神の許しなしに、自由にその力を行使することはできないのです。
 神のゆるしがなければ、サタンは私たちに指一本触れることはできません。
 ですから、神に従っている限り、私たちは安全で守られているわけです。
 しかし神から離れてしまったらどうなるでしょう?
 神に背くとき、それはサタンに扉を開いてしまうことになります。
 神に従わないということは、すなわち神の逆に従うということなのです。
 決して罪を軽く考えてはなりません。
 わかっているのに罪を繰り返すことは、極めて危険です。
 罪を決して繰り返さないように、悔い改めて離れていきましょう。
 【今日の聖書】
 主はサタンに言われた。
 「それでは、彼のものを一切、お前のいいようにしてみるがよい。
  ただし彼には、手を出すな。」サタンは主のもとから出て行った。
 ヨブ記 1章12節