今日のできごと
2016/4/13(水)

今日は、ヨナ書2章を読んで分かち合いをしました。
ヨナは預言者でしたが、神の命令に逆らいます。
ニネベに行けと命じられたにもかかわらず、タルシシュ行の
船に乗ってしまいます。
しかし、やがて嵐が起こり、嵐の原因が
ヨナにあることがわかります。
ヨナは海に投げ込まれ、嵐は突然おさまります。
船に乗っていた人々はみな、ヨナの仕えている神が
本当の神であることを知ります。
ヨナは魚に飲み込まれ、そこで悔い改めます。
苦難はしばしば、人を神に近づけるチャンスとなります。
もしあの時、嵐が起きなかったらどうだったでしょうか?
ヨナが無事タルシシュに着いていたらどうだったでしょうか?
ニネベの人々に、悔い改めのチャンスは訪れず、
滅んでいたかもしれません。
いや神が別の預言者を立てられていたかもしれませんが、
ヨナは、預言者としてではなくむなしい生涯を送って
人生を終わったことでしょう。
嵐が起こったからこそ、ヨナは悔い改めに導かれました。
海に投げ込まれた時のヨナは、
「神に背いたオレはもうだめだ」と思ったでしょう。
しかしそうではなく、神が再起する道を備えられていたのです。
そしてなんと、魚に飲み込まれたヨナは、
救い主イエス・キリストの復活のモデルとなったのです。
こんなヨナでしたが、悔い改めた結果大きく用いられています。
【今日の聖書】
ヨナは魚の腹の中から自分の神、主に祈りをささげて、言った。
苦難の中で、わたしが叫ぶと
主は答えてくださった。
陰府の底から、助けを求めると
わたしの声を聞いてくださった。
ヨナ書 2章2〜3節