今日のできごと


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2016/10/20(木)


 昨夜は祈祷会でした。
 昨日の聖書の個所は、ヨハネの黙示録2章18〜29節の
 ティアティラの教会への忠告の箇所でした。

 「わたしは、あなたの行い、愛、信仰、奉仕、忍耐を知っている。
  更に、あなたの近ごろの行いが、
  最初のころの行いにまさっていることも知っている。
  ヨハネの黙示録 2章19節

 ティアティラの教会は、行い、愛、信仰、奉仕、忍耐を
 イエス様に認められるほどの、教会でした。
 さらにその行いが、最初の頃より勝っており成長していました。

 しかし教会内部では、大変なことが起きていました。

 しかし、あなたに対して言うべきことがある。
 あなたは、あのイゼベルという女のすることを大目に見ている。
 この女は、自ら預言者と称して、
 わたしの僕たちを教え、また惑わして、
 みだらなことをさせ、偶像に献げた肉を食べさせている。
 ヨハネの黙示録 2章20節

 教会の中に、偽の預言をするイゼベルという女性がいて
 間違った教えを語って、教会の人々を惑わし、
 偶像崇拝を教会に持ち込み、みだらなことをさせていました。

 24節を見ると、「サタンのいわゆる奥深い秘密」とまで
 いわれているところを見ると、その教えは、神とは逆の
 悪魔的な恐ろしい教えであったことが、わかります。

 教会存続の危機は、外部からの迫害よりむしろ
 教会内部の教えの崩壊が、一番大きいものです。
 それが、成長していたティアティラの教会で起きていました。

 しかもそれを大目に見るという、嘆かわしい事態でした。
 誰もそれを戒めたり、止めようとしないばかりか、
 野放しにしていたわけです。止められなかったのです。

 そのような状況の時に、イエス様は何をなすと言われたでしょうか?

 見よ、わたしはこの女を床に伏せさせよう。
 この女と共にみだらなことをする者たちも、
 その行いを悔い改めないなら、
 ひどい苦しみに遭わせよう。
 ヨハネの黙示録 2章22節

 教会の中で、悪魔的な教えにはまり込んでしまって、
 自分の罪を悔い改めようとしないなら、イエス様ご自身が介入され、
 病や苦しみや死をもって、それをとどめることを告げられました。

 イエス様の体なる教会を、イエス様ご自身が守られることを示されました。
 教会の危機的状況が、人々の手で解決できない状況の場合
 イエス様ご自身が、直接介入されるということがわかります。

 それが目に見える状況であっても、
 隠れて行われていることであっても、同じです。
 イエス様は、すべての人の思いを見通されるからです。

 こうして、全教会は、わたしが
 人の思いや判断を見通す者だということを悟るようになる。
 わたしは、あなたがたが行ったことに応じて、
 一人一人に報いよう。
 ヨハネの黙示録 2章23節(後半)

 教会自らが、そのような状況を解決できるに越したことはありませんが
 それができない場合、イエス様ご自身が解決してくださいます。
 私たちは、自分の手におえない場合、まず祈ることです。

 そしてたとえ多くの人々が惑わされていたとしても、
 その教えが、キリストの教えに反するものであるなら、
 決して妥協することなく、正しい教えを守り通してゆくのです。

 信仰を立派に守り通した暁には、
 素晴らしい報いが、待っています。
 私たちの考えをはるかに超える、報いが待っています。

 【今日の聖書】
 ただ、わたしが行くときまで、
 今持っているものを固く守れ。
 勝利を得る者に、わたしの業を終わりまで守り続ける者に、
 わたしは、諸国の民の上に立つ権威を授けよう。
 ヨハネの黙示録 2章25〜26節


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