礼拝説教要旨

生きる指針を与えられた人

聖書:創世記 12章1〜9節 説教:尹 成奎 牧師 日付:2026年6月21日

パウロは「上にあるものを求めなさい。地上のものに思いを寄せてはなりません」(コロ3:1–2)と語り、人間が本来「永遠のもの」を求める存在であることを示しています。地上のものは必要ですが永遠ではなく、それだけを追う人生は失望をもたらします。お金や名誉などを中心に据えると、人は迷い始めてしまいます。

イエス・キリストを信じる者には、すでに「生きる指針」が与えられています。それは「神の国と神の義をまず求める」生き方です。イエス様は、人を愛し、赦し、支え合うという新しい価値観を示されました。神の国とは、愛と正義が実現する世界であり、私たちはそのために召されています。

アブラハムは豊かなウルを離れ、永遠の神を求めて旅立ちました。「主はアブラムに言われた。『あなたは生まれ故郷、父の家を離れて、わたしが示す地に行きなさい』」(創12:1–3)。旅路は決して楽ではありませんでしたが、彼は神の声に従い、生きる指針を与えられました。

神の国のために生きることは、大きなことだけを意味しません。礼拝を守ること、祈ること、互いに仕えることなど、小さな奉仕が積み重なって大きな力となります。クリスチャンは「主の御心を行うために生きる」者です。

私たちは永遠の道と永遠でない道の分かれ目に立っています。永遠の道は失望に終わらず、真の祝福をもたらします。「はい、わたしは主のため、神の国のために生きます」と答えられる者でありたいのです。