礼拝説教原稿
イエス様を伝える理由
ペンテコステ(聖霊降臨節)は、イエス様の復活から50日後に聖霊が下り、弟子たちが福音を宣べ伝え始めた出来事に由来します。本来、神に救われた民は御言葉を世に伝える使命を与えられていましたが、イスラエルはそれを忘れてしまいました。しかし聖霊によって弟子たちはその使命を果たし、「収穫」が始まりました。
ヨハネ福音書に登場するベトザタの池では、多くの病人が癒しを求めて集まっていました。その中の38年間病に苦しむ人に対し、イエス様は「良くなりたいか」と問いかけます。しかし彼は希望を失い、他人や状況に縛られたままでした。この姿は現代の人間の霊的現実を示しています。
人は心の病を抱え、生きる指針を失い、迷信に頼り、与えられている恵みに気づかず、神ではなく自分中心に生きてしまいます。こうした根本的な問題は、神から離れた罪にあります。イエス様は、私たちの罪を解決するために十字架にかかり、救いと真の希望を与えてくださいました。
神を信じるとき、人は恐れから解放され、迷信に頼る必要もなくなり、神の愛の中に生きる喜びを知ります。ゆえに私たちは、希望を失っている人々にイエス様を伝える使命を与えられています。神の愛を分かち合い、福音を宣べ伝えることこそ、教会の大切な働きです。