教会の歩み

私たち下馬福音教会の最初の出発点は、アライアンス・ミッションの創設者、フレデリック・フランソンの世界宣教理念に応答した、スウェーデンの超教派による「スウェーデン蒙古伝道団」にさかのぼります。1897年、スウェーデンにて同伝道団が設立され、モンゴルに宣教団が派遣されました。しかし、1900年には宣教師の殉教があり、1950年には共産主義政権樹立により、宣教師は国外追放になりました。そこで、同伝道団は日本宣教に切り替える決定をし、在日スウェーデン福音宣教団を設立して、1951年2月に数名の宣教師が来日しました。同年7月にフォルケ・ピアソン宣教師夫妻が下馬の現在地の土地を購入し、同年10月より福音宣教を開始して現在に至っています。神の導きと召命への応答の故とはいえ、多くの犠牲と献身、愛と涙の祈り、宣教師を送り出したスウェーデンの諸教会のささげものと交わりは、言葉に言い尽くせないほど多大なものでした。私たちは、この主の摂理とスウェーデンの教会の仲間たちに対して、心からの感謝を言い表します。

下馬福音教会創立50周年記念声明より抜粋