証し6

「Jesus in you and me」

私たちは生まれた時に、みんな神様から手紙をもらっています。しかし、残念ながら僕は今までそれに気づかず、読みすらしなかった。こうして神様に導かれるまで、本当に長く、苦しく、つらい道のりでした。サタンにだまされて神に背を向け、自分中心という罪人の道を歩んでいました。

そして一昨年、2回目の入院。入院して1ヶ月を過ぎたある日、心の中から強く何かを求めている自分に気づきました。それは今までにないものでした。居ても立ってもいられず一心不乱に教会を探し、偶然めぐり合ったのが今の教会でした。初めて礼拝に参加したときは緊張しましたが、そんな心配は無用でした。そこには心の広い、豊かな皆さんがいました。だから最初に、心の病で入院していることを打ち明ける事ができ、とてもほっとしたのを覚えています。そして初めて触れた主の御心、御言葉、御業は不思議なまでに自然と僕の心に染み込んでいきました。今まで探し求めていた物を見つけ、まるで神様からの手紙を読んでいるようでした。

あの日をきっかけに僕の心の目が少しずつ開かれていきました。積極的に体を動かし、時間を見つけて聖書を学んでいきました。そして罪を告白し悔い改め、主イエス・キリストを救い主として信じ、すべてを委ねる決心をしました。すると感謝の気持ちが芽生え、日々謙虚な姿勢で生きる事の大切さが分かってきました。

昨年6月、神様、兄弟姉妹達に温かく見守られる中で、バプテスマを受け、罪と死から解放され新しく生まれ変わり、永遠の命をいただきクリスチャンとして歩み出す事ができた事を心から感謝しています。私のこれからの人生は、すべてをあなたに委ね、ささげ、従い仕えていく人生です。これから永遠にあなたと共に歩いていける事はとても素晴らしい喜びです。最後に、僕が出会った素敵な言葉をメッセージとして贈りたいと思います。

「人間には使命がある。人間は生まれた時に、みんな天から手紙をもらっている」

自分はなんのために生まれてきたのか、それを読む人もいれば、気づかない人もいる。それに気づいた時、もう時間を、命を無駄にすることができなくなるのである。
2003年6月22日、神様、僕に第二の誕生日をくれてありがとう。

証し7