証し5
「祈り」
牧師になりたいという息子のことをよく知りたくて、文化センターの礼拝へ出席させていただきました。
驚きましたのは、教会へ集う方の強いつながりでした。独りアメリカで頑張る息子を祈ってくださる皆様。秋の始めに結婚をした教会の方を身内のこととして祝う皆様。教会に縁のある方々のことを祈り、それが神様の御心に沿うように、と祈ることも覚えたことでした。
私がまだキリスト教に対する信仰心の確立していなかった頃、ライト先生ご夫妻がアメリカへ数ヶ月おいでになり、教会は、集う数人がクリスチャンセンご夫妻を頼みに、外部の方々のお力を借りて過ごしました。その間の毎週の礼拝の過ごし方に思いましたのは、もしライト先生ご夫妻なら、どう行動するだろう、ということでした。当時の私にとり、キリスト者として生活をなさっている唯一の方だったご夫妻が安心なさることが一番だと思い、祈り、考えたときでした。ちょうど時を同じくして我が家に思いもよらないことが起きました。個人の力ではどうにもならないそのことには、ただ祈ることしかできませんでした。
この2つのことを通しすべてを支配する方がおられると思っていた私に、今のままで受け入れるとおっしゃった教えに出会い、その信仰の心を確立でき、日々の不安も祈ることで癒されていることに感謝しています。
いま、私ははっきりとした祈るという行為でたくさんの方々とつながっています。海の向こうの方、不自由があって、お会いできない友、離れて暮らす両親、妹弟、そしてこれまでお会いした方々。
祈る幸せを感謝します。