今ある権威はすべて神によって立てられたもの
私たちは、誰もが上に立つ権威に従って生きています。
子供の頃は、父親の権威の元で育てられ
学校では、教師という権威の元で教えを受けてきたはずです。
法治国家であるので、いわゆる「王」の権威の元にはありませんが
法が定めた「警察の権威」には従い、たとえ急いでいても「止まれ」と言われれば止まります。
会社組織などであれば、自分の上司の命令には従います。
上司に、権威が与えられているからです。
団体を運営する上では、誰かが責任ある立場につかなければならず
責任ある立場に着いたなら、運営上必要な権威を与えられることになります。
一見すると、警察に従うことや上司に従うことは
神への信仰や神ご自身とは、何の関係もないように見えますが
神に由来しない権威はなく、今ある権威はすべて神によって立てられたものです。
権威に逆らう者は、神の定めに背くことになり、
権威者に背く者は、自分の身に裁きを招くことになります。
権威に従うとともに、権威者が正しく権威を行使できるように、
私たちは、とりなし祈る必要があります。
【今日の聖書】
人は皆、上に立つ権威に従うべきです。
神に由来しない権威はなく、今ある権威はすべて
神によって立てられたものだからです。
従って、権威に逆らう者は、神の定めに背くことになり、
背く者は自分の身に裁きを招くでしょう。
ローマの信徒への手紙 13章1〜2節