ダビデの信仰、それは神の赦しを信じる信仰でした。
　ダビデはまず、自分の罪を素直に認めています。
　「わたしは主に罪をおかしました」と、はっきりと告白しているのです。



　そしてその罪を、悔い改めています。


　自分の罪を認めることができないと、悔い改めることもできませんが
　自分の罪を認めることは、悔い改めに自然とつながります。
　ダビデは

　ダビデは神の赦しを信じて、清くなることを求めています。



　姦淫と殺人の罪を犯したダビデでしたが、神の前に悔い改め赦されました。
　ダビデの罪は、赦されたのです。
　ダビデは、神に打たれて死んだのではありません。死を免れたのです。

　神はダビデを赦されました。
　私たちは、罪を犯したダビデを愚かだと笑うことができません。同じ罪人なのです。
　今も神はイエス・キリストの十字架の血によって、私たちを赦されるのです。

　私たちの罪の心を、雪よりも白くして下さるのです。
　心の中にあるすべての罪を、神の前に告白し赦しを頂きましょう。
　神は、すべての罪から私たちを解放して下さるのです。

　【今日の聖書】
　神よ、あなたのいつくしみによって、わたしをあわれみ、
　あなたの豊かなあわれみによって、わたしのもろもろのとがをぬぐい去ってください。
　わたしの不義をことごとく洗い去り、わたしの罪からわたしを清めてください。

　わたしは自分のとがを知っています。
　わたしの罪はいつもわたしの前にあります。
　わたしはあなたにむかい、ただあなたに罪を犯し、
　あなたの前に悪い事を行いました。

　それゆえ、あなたが宣告をお与えになるときは正しく、
　あなたが人をさばかれるときは誤りがありません。
　見よ、わたしは不義のなかに生れました。

　わたしの母は罪のうちにわたしをみごもりました。
　見よ、あなたは真実を心のうちに求められます。
　それゆえ、わたしの隠れた心に知恵を教えてください。

　ヒソプをもって、わたしを清めてください、わたしは清くなるでしょう。
　わたしを洗ってください、わたしは雪よりも白くなるでしょう。
　わたしに喜びと楽しみとを満たし、あなたが砕いた骨を喜ばせてください。
　み顔をわたしの罪から隠し、わたしの不義をことごとくぬぐい去ってください。

　詩編　５１編１〜９節（口語訳聖書）