今日のできごと


 前日  翌日  今月  去年の今頃  トップへ  更新
2024/7/12(金)

 

恐れるな。語り続けよ。黙っているな

1.コリントでパウロはユダヤ人たちに語ったが反対された

 パウロはアテネを去り、コリントにやってきます。

 その後、パウロはアテネを去ってコリントへ行った。
 使徒言行録 18章1節

 当初はポントス州出身のアキラというユダヤ人とその妻プリスキラの家に住み込んで
 テント作りをしながら福音を伝えますが、シラスとテモテがマケドニア州からやって来ると、
 パウロは御言葉を語ることに専念し、ユダヤ人たちに力強く証ししました。

 シラスとテモテがマケドニア州からやって来ると、
 パウロは御言葉を語ることに専念し、
 ユダヤ人に対してメシアはイエスであると力強く証しした。
 使徒言行録 18章5節

 けれどもユダヤ人たちは、パウロに反抗し口汚くののしったのです。

 しかし、彼らが反抗し、口汚くののしったので、パウロは服の塵を振り払って言った。
 「あなたたちの血は、あなたたちの頭に降りかかれ。
  わたしには責任がない。今後、わたしは異邦人の方へ行く。」
 使徒言行録 18章6節

2.コリントの多くの人々は聞いて信じて洗礼を受けた

 パウロは反対するユダヤ人たちの元を去り、神をあがめるティティオ・ユストという人の家に移ります。
 彼の家は会堂の隣にありましたが、会堂長のクリスポは一家をあげて主を信じるようになります。
 また、コリントの多くの人々も、パウロの言葉を聞いて信じ、洗礼を受けるのです。

 パウロはそこを去り、神をあがめるティティオ・ユストという人の家に移った。
 彼の家は会堂の隣にあった。
 会堂長のクリスポは、一家をあげて主を信じるようになった。
 また、コリントの多くの人々も、パウロの言葉を聞いて信じ、洗礼を受けた。
 使徒言行録 18章7〜8節

3.コリントで語り続けることが主の命令だった

 パウロは幻の中で、主から語りかけられます。

 「恐れるな。語り続けよ。黙っているな。
  わたしがあなたと共にいる。
  だから、あなたを襲って危害を加える者はない。
  この町には、わたしの民が大勢いるからだ。」
 使徒言行録 18章9〜10節

 ユダヤ人たちに反対され、今度は異邦人たちの方に向きを変えて
 異邦人に対して福音を語っていったパウロですが、異邦人たちはパウロの語る福音を
 どんどんと受け入れていったのです。そんな矢先に、神ご自身がパウロに語られたのです。

 「恐れるな。語り続けよ。黙っているな。わたしがあなたと共にいる。
  だから、あなたを襲って危害を加える者はない。
  この町には、わたしの民が大勢いるからだ。」

むすび.反対されようが受け入れられようが語り続ける

 パウロはコリントの町で、ユダヤ人達には反対され異邦人たちには受け入れられました。
 そういう状況下で神の思いは、その町でさらにパウロを用いて福音を伝えることにありました。
 そこで神は幻のうちにパウロに対して、福音を伝え続けるように命じられるのです。

 主が命じられた通りパウロは、コリントの町に滞在し続け福音を伝え続けます。
 そしてさらに多くの人々が、コリントで救われコリントに教会が形成されて行くのです。
 新約聖書には、パウロの記した「コリントの信徒への手紙」が2つありますが、

 パウロが、恐れずに語り続けることによって形成されていった
 そのコリントの教会に対して、書かれた手紙なのです。
 主が「恐れるな。語り続けよ。黙っているな。」と言われ、語り続けた結果なのです。

 私たちも、主が「恐れるな。語り続けよ。黙っているな。」と言われるなら語り続けるのです。
 反対されようが受け入れられようが、大切な主の福音を語り続けていくのです。
 福音はすべての人にとって、必要不可欠のものなのです。

 【今日の聖書】
 ある夜のこと、主は幻の中でパウロにこう言われた。
 「恐れるな。語り続けよ。黙っているな。
  わたしがあなたと共にいる。
  だから、あなたを襲って危害を加える者はない。
  この町には、わたしの民が大勢いるからだ。」
 使徒言行録 18章9〜10節


 前日  翌日  今月  去年の今頃  トップへ  更新