夕暮れに行われた奇蹟
イエスは、パン五つと魚二匹を増やす奇蹟を行われました。
群衆には草の上に座るようにお命じになった。
そして、五つのパンと二匹の魚を取り、天を仰いで賛美の祈りを唱え、
パンを裂いて弟子たちにお渡しになった。
弟子たちはそのパンを群衆に与えた。
マタイによる福音書 14章19節
はじめはパン五つと魚二匹でしたが、大人の男性だけで
5千人いたにもかかわらず、すべての人が食べて満腹し
残ったパン屑を集めると、12の籠いっぱいになっています。
すべての人が食べて満腹した。
そして、残ったパンの屑を集めると、十二の籠いっぱいになった。
マタイによる福音書 14章20節
この奇蹟ではパンが増えることに注目が行きますが、案外見落とされているのがその時間です。
イラストなどでは、明るい昼間のように描かれていたりするのですが
この奇蹟は、日中ではなく夕暮れになされているのです。
【今日の聖書】
夕暮れになったので、弟子たちがイエスのそばに来て言った。
「ここは人里離れた所で、もう時間もたちました。
群衆を解散させてください。
そうすれば、自分で村へ食べ物を買いに行くでしょう。」
マタイによる福音書 14章15節