心から主を畏れ敬う人オバドヤ
アハブが北イスラエル王国の王だった時、宮廷長はオバドヤでした。
北イスラエル王国の王達は、ヤラブアム王の時代からずっと金の子牛の像を
拝み続けており、アハブに至っては彼以前のだれよりも悪を行っています。
オムリの子アハブは彼以前のだれよりも主の目に悪とされることを行った。
列王紀上 16章30節
北イスラエル王国の歴代の王達は、どんどん悪くなる一方でしたが
そんな中で、宮廷長オバドヤは主を畏れ敬う人だったのです。
偶像崇拝に走る王のもとで、偶像を拝まず主に仕えていたのです。
最悪な王の元で働いていたとしても、信仰を守り通すことが可能なことが
ここに示されています。困難や苦しみはあっても、信仰を守り通していた
オバドヤは、私たちに大きな模範を示す人物になっています。
【今日の聖書】
アハブは宮廷長オバドヤを呼び寄せた――オバドヤは心から主を畏れ敬う人で、
イゼベルが主の預言者を切り殺したとき、百人の預言者を救い出し、
五十人ずつ洞穴にかくまい、パンと水をもって養った――。
列王紀上 18章3〜4節