神の計画が変えられる時
１．人々の悔い改めによって災いの計画が取り消される
神が計画されていたその計画が、変わることがあります。
ひとつには、悪をおこなっている人々に対して
災いを下そうという神の計画が、変更されることがあります。
もし、断罪したその民が、悪を悔いるならば、
わたしはその民に災いをくだそうとしたことを思いとどまる。
エレミヤ書 １８章８節
悪をおこなっていた人々が、悔い改めて悪をやめた時です。
預言者ヨナの時代の、ニネベの人々がそうでした。
ニネベの人々は悪をおこなっていましたが、ヨナの言葉に応えて悔い改めるのです。
すると、ニネベの人々は神を信じ、断食を呼びかけ、
身分の高い者も低い者も身に粗布をまとった。
ヨナ書 ３章５節
神は、四十日後にニネベの都を滅ぼそうと計画されていましたが
ニネベの人々が悔い改めたのをご覧になって、その計画を取りやめられたのです。
神は彼らの業、彼らが悪の道を離れたことを御覧になり、思い直され、
宣告した災いをくだすのをやめられた。
ヨナ書 ３章１０節
２．人々の悪によって幸いの計画が取り消される
逆に、幸いを与えようとしていた人々が悪をおこないはじめたら
幸いを下そうという神の計画が、変更されるということもあります。
わたしの目に悪とされることを行い、わたしの声に聞き従わないなら、
彼らに幸いを与えようとしたことを思い直す。」
エレミヤ書 １８章１０節
出エジプトの時、せっかく神が乳と蜜の流れる土地に導きいれると約束されたのに
神に向かって不平不満を語ってしまったゆえに、その人々は荒野で滅びることになってしまいました。
約束の地に入ったのは、彼らの子どもたちだったのです。
お前たちは死体となってこの荒れ野に倒れるであろう。
わたしに対して不平を言った者、つまり戸籍に登録をされた二十歳以上の者はだれ一人、
わたしが手を上げて誓い、あなたたちを住まわせると言った土地に入ることはない。
ただし、エフネの子カレブとヌンの子ヨシュアは別だ。
民数記 １４章２９〜３０節
むすび．私たちの決断如何んで神の計画は変えられる
私たちの決断如何で、神の計画が変更されるのです。
「私はこんなに悪をおこなってしまったから、もうだめだ」と嘆く必要はありません。
本来、地獄で永遠に滅びなければならない定めにあった私たちですが
イエス・キリストの十字架の血潮で赦されることになって、信じるだけで
罪がゆるされて、地獄ではなく天国に入れるようになったのです。
私たちの決断を、神様は見ておられます。
私たちの信仰の決断が、私たちを滅びから永遠の命へと方向転換させるのです。
神は私たちの決断によって、私たちのための計画を変えて下さるのです。
神に従い、神に信頼を置くという決断を、今日していきましょう！
【今日の聖書】
もし、断罪したその民が、悪を悔いるならば、
わたしはその民に災いをくだそうとしたことを思いとどまる。
エレミヤ書 １８章８節
