同胞から苦しめられた
イエスを信じた使徒たちはじめ、ユダヤの人々は
大祭司や祭司長たち、ファリサイ派の人々や律法学者たちから迫害されます。
投獄されたり、教会を荒らされたり、殺されたりと、散々な目に会うのです。
テサロニケの教会の人々も、同様でした。
ユダヤ人たちから苦しみを受けたというのではなく、同国人から苦しみを受けたのです。
生まれた時から一緒に住んでいた隣人たちから、信仰ゆえの苦しみを受けていたのです。
イエス・キリストを信じると、一緒に住んでいる人々からの反感を買ったり、
一緒に住んでいる人々から、苦しみを受けることになる場合もあるのです。
テサロニケの教会の人々は、同国人から苦しみを受けていました。
けれども、その信仰は揺るぎませんでした。
苦しみを受けてもなお、固く信仰に立っていたのです。
強かったのです。
【今日の聖書】
兄弟たち、あなたがたは、
ユダヤの、キリスト・イエスに結ばれている
神の諸教会に倣う者となりました。
彼らがユダヤ人たちから苦しめられたように、
あなたがたもまた同胞から苦しめられたからです。
テサロニケの信徒への手紙一 2章14節