夜も昼も働きながら
パウロが、テサロニケの教会で福音を宣べ伝える働きをしていた時
福音宣教に専念していたのではなく、働きながら宣教をしていました。
「わたしたちは、だれにも負担をかけまいとして、
夜も昼も働きながら、神の福音をあなたがたに宣べ伝えたのでした。」
と、パウロは語っています。
テサロニケの教会の人々に負担をかけさせまいと、自ら働いて稼いでいたのです。
現在の日本においても、働きながら宣教の働きをしている牧師は大勢います。
保育園であったり、英会話教室であったり、保険会社であったり、
中学校などの学校であったり、病院であったり様々です。
本来は、牧会に専念したいところですが
教会の牧師謝儀が少ない場合、やむを得ず生活の糧を得るために働くのです。
パウロもいつもではなかったですが、ある場合は働きながら宣教をしていたのです。
その時のパウロは「労苦と骨折り」をしていたといいます。
大変だったのです。福音を伝え、反対者から迫害を受け
貧しく乏しかったので、自ら働いて糧を得ながら苦労して進んでいたのです。
夜も昼も働きながらでした。日中だけの働きではなく夜もです。
日勤と夜勤をしていたのです。
どれ程大変だったことでしょうか?
【今日の聖書】
兄弟たち、わたしたちの労苦と骨折りを覚えているでしょう。
わたしたちは、だれにも負担をかけまいとして、
夜も昼も働きながら、神の福音をあなたがたに宣べ伝えたのでした。
テサロニケの信徒への手紙一 2章9節