人間の誉れを求めない
イエス・キリストは、当時の人々に対して
「互いに相手からの誉れは受けるのに、
唯一の神からの誉れは、求めようとしていない」と語っておられます。
互いに相手からの誉れは受けるのに、
唯一の神からの誉れは求めようとしないあなたたちには、
どうして信じることができようか。
ヨハネによる福音書 5章44節
どうしても人間は、人からの誉れを受けようとしてしまうのです。
人に愛されたい、人に認められたい、人から称賛されたい、
このような思いが、誰にでもあるのではないでしょうか?
しかしパウロは、神からの誉れを求めていました。
ですからパウロは、人から誉れを与えられようが、
与えられまいが、関係なかったのです。
人に褒められることを求めずに、ひたすら福音を語っていきました。
ここが実を結ぶかどうかの、大きな違いなのではないでしょうか?
福音を語る時、賞賛されたいという思いを捨て去る必要があるのです。
【今日の聖書】
また、あなたがたからもほかの人たちからも、
人間の誉れを求めませんでした。
テサロニケの信徒への手紙一 2章6節