今日のできごと


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2024/2/17(土)

 
今日の宍道湖

罪の隠蔽直後は何事も起きず平穏だった

1.罪を犯した後、一見喜ばしくみえる平穏な生活が続いていた

 ダビデは、ヘト人ウリヤの妻バト・シェバと姦通し
 ウリヤを戦場で敵に殺されるように仕向け、敵の手によって殺してしまい
 姦淫と殺人の両方の罪を、犯してしまいます。ひどい罪を犯してしまったのです。

 しかし罪を犯した直後は、バト・シェバを自分の妻にしてしまったり、
 バト・シェバとの姦淫によって、身ごもった子供が生まれたりと
 何事もなかったかのような、結婚出産という一見喜ばしくみえる平穏な生活が続くのです。

2.神の裁きの前の一時的な静けさに過ぎなかった

 何事もなかったかのような、幸せそうな平穏無事な日々ですが
 それは決して、真に平穏無事な日々だったわけではありません。
 神の目にダビデの罪は明らかであり、神の裁きの前の一時的な静けさに過ぎませんでした。

3.「罪を犯したって何も起きない!」というのではない

 罪を犯して隠蔽した後、誰にも見つからず誰からも裁かれず
 「何も起こらなくて、助かった!」と思ったとしても、それは間違いです。
 「罪を犯したって何も起きない」と思ってしまうのは、大間違いなのです。

 多少のタイムラグがあっても、神の裁きが確実にやってきます。
 神は、罪を隠すことを喜ばれないのです。
 きちんと悔い改めるように、働かれます。

 神は、正しく裁かれるお方だからです。

むすび.罪を犯したら何事もなくてもすぐに悔い改める

 罪を犯しても、誰からも何も言われなかったり
 悪いことが少しも起こらなかったりする場合が、あります。
 だからと言って、神が罪を見過ごしにされているわけではありません。

 神は、すべてをご存知なのです。
 罪を犯してしまったら、その結果何事も起きなかったとしても
 すぐに悔い改めることが必要です。

 【今日の聖書】
 喪が明けると、ダビデは人をやって彼女を王宮に引き取り、妻にした。
 彼女は男の子を産んだ。
 ダビデのしたことは主の御心に適わなかった。
 サムエル記下 11章27節


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