もはや彼らを愛さない
神が「もはや彼らを愛さない」と言われたことが、ホセア書に記されています。
愛の神が、「人を愛さない」と言われているのです。
なぜでしょうか?
彼らの、悪い行ないのゆえでした。
罪に身をゆだね、罪から離れようとしなかったことがその原因だったのです。
義なる神は、どうしても罪を受け入れることができないのです。
もし人が、罪から離れようとしないなら
罪を憎まれる神は、その人をその罪もろとも滅ぼさなければならなくなってしまうのです。
人の罪が、神に愛されることを完全に拒絶してしまうことがわかります。
しかし、その罪を完全に赦してくださり罪から離れ去ることができるように
神は、イエス・キリストを世に送って下さいました。
これが、クリスマスの真の意味です。
クリスマスこそ、イエス・キリストによる罪の赦しの到来を記念すべき時なのです。
「もはや彼らを愛さない」と言われるような罪人をさえ、完全にゆるすために
神はそのひとり子イエス・キリストを、この世に送って下さったのです。
【今日の聖書】
彼らの悪はすべてギルガルにある。
まさにそこで、わたしは彼らを憎む。
その悪行のゆえに、彼らをわたしの家から追い出し
わたしは、もはや彼らを愛さない。
高官たちは皆わたしに逆らう者だ。
ホセア書 9章15節