今日のできごと


 前日  翌日  今月  去年の今頃  トップへ  更新
2024/10/21(月)

 

一生懸命聖書を学んでいたのに

 ファリサイ派の人々や律法学者たちは、熱心に聖書を学んでいました。
 聖書を学び聖書を教えることに熱心なあまり、「自分は聖書を学んでいるから、
 正しい人間なんだ」と、思い違いをしてしまったのです。

 私たちも聖書を読み学んでいると、自分はこんなに聖書を学んでいるから
 正しい人間なんだと、勘違いしてしまいがちです。
 別に聖書を一生懸命読んだ所で、私たちが正しい人間になるわけではありません。

 どんなに聖書を一生懸命読もうとも、人間の罪は消えないのです。
 自分の努力では、正しい人間になることなど誰もできないのです。
 私たちを正しくしてくださるお方は、イエス・キリストただひとりです。

 イエス・キリストを心に迎える時に、私たちは正しい人とされるのです。
 イエス・キリストを心に迎えることなしに、どんなに沢山聖書を読み学んだとしても
 正しい人にはなれません。永遠の滅びに向かってまっしぐらです。

 正しい人になる方法は、イエス・キリストを心に迎え入れる事だけです。
 人間の力や努力では、どうしても正しくなり得ないのです。
 ファリサイ派の人々や律法学者たちの間違いは、ここにあったのです。

 【今日の聖書】
 なぜなら、律法を実行することによっては、
 だれ一人神の前で義とされないからです。
 律法によっては、罪の自覚しか生じないのです。

 ところが今や、律法とは関係なく、
 しかも律法と預言者によって立証されて、神の義が示されました。
 すなわち、イエス・キリストを信じることにより、
 信じる者すべてに与えられる神の義です。
 そこには何の差別もありません。

 人は皆、罪を犯して神の栄光を受けられなくなっていますが、
 ただキリスト・イエスによる贖いの業を通して、
 神の恵みにより無償で義とされるのです。

 ローマの信徒への手紙 3章20〜24節


 前日  翌日  今月  去年の今頃  トップへ  更新