今日のできごと


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2024/10/11(金)

 

どんなに貯蓄があったとしても

 死ぬときに、銀行に1000万の貯金があったとしても
 それで、寿命を延ばしたり天国でおろしたりすることはできません。
 そのお金は、死んでしまえば人のものになってしまうのです。

 それが1億円であったとしても、同様です。
 1000万円でも1億円でも、100億円であったとしても同じです。
 死ぬときは、すべて銀行に置いたままこの世を去らなければなりません。

 お金というのは、この世の人生の間でだけ使うものだからです。
 お金は人が考え出したシステムであって、天国とはまったく関係ないのです。
 地上だけで終わります。

 1000万円出せば天国に入れるとか、地上のお金を天国に持って行けるとか
 天国で地上のお金が使える、などということはまったくありません。
 天国とお金は、まったく無関係なのです。

 一生懸命働いて、たくさん稼いで預金したのに天国とは無関係というのであれば
 一体どうしたら、天国に行く備えができるのでしょうか?
 地上から天国に持って行けるのは、一体何なのでしょうか?

 地上でも天国でも同じように存在するのは、愛です。
 地上で隣人を愛したことは、天国でも継続するのです。
 いかにこの人生で隣人を愛するか、これが問われているのです。

 【今日の聖書】
 こう自分に言ってやるのだ。
 「さあ、これから先何年も生きて行くだけの蓄えができたぞ。
  ひと休みして、食べたり飲んだりして楽しめ」と。』
 しかし神は、『愚かな者よ、今夜、お前の命は取り上げられる。
 お前が用意した物は、いったいだれのものになるのか』と言われた。
 ルカによる福音書 12章19〜20節


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