悔い改めなかった南王国への裁き
悔い改めなかった南王国に対する神の裁きは、以下の通りです。
- バビロンの王やカルデア人の矛先を、エルサレムの真ん中に集める。
- 神が南王国に敵対して、怒り、憤り、激怒して戦う
- エルサレムに住む者は、人も獣も撃たれる
- エルサレムに住む者は、激しい疫病によって死ぬ。
- 疫病、戦争、飢饉を生き延びてこの都に残った者を、敵の手に渡す。
- バビロンの王はためらわず、惜しまず、憐れまないで、民を剣をもって撃つ
- エルサレムにとどまる者は、戦いと飢饉と疫病によって死ぬ
- エルサレムを出て包囲しているカルデア人に、降伏する者は生き残り、命だけは助かる
- 神は顔をエルサレムに向けて災いをくだし、幸いを与えない
- エルサレムはバビロンの王の手に渡され、火で焼き払われる
悔い改めなかった南王国には、大きな神の裁きが待つばかりだったのです。
その後民は、バビロンに捕囚になって連れて行かれてしまうのです。
それが、「バビロン捕囚」と言われているものなのです。
【今日の聖書】
エレミヤは彼らに答えた。
「ゼデキヤにこう言いなさい。
イスラエルの神、主はこう言われる。
見よ、お前たちを包囲しているバビロンの王やカルデア人と、
お前たちは武器を手にして戦ってきたが、
わたしはその矛先を城壁の外から転じさせ、この都の真ん中に集める。
わたしは手を伸ばし、力ある腕をもってお前たちに敵対し、
怒り、憤り、激怒して戦う。
そして、この都に住む者を、人も獣も撃つ。
彼らは激しい疫病によって死ぬ。
その後、と主は言われる。
わたしはユダの王ゼデキヤとその家臣、その民のうち、
疫病、戦争、飢饉を生き延びてこの都に残った者を、
バビロンの王ネブカドレツァルの手、敵の手、命を奪おうとする者の手に渡す。
バビロンの王は彼らを剣をもって撃つ。
ためらわず、惜しまず、憐れまない。
あなたはこの民に向かって言うがよい。
主はこう言われる。
見よ、わたしはお前たちの前に命の道と死の道を置く。
この都にとどまる者は、戦いと飢饉と疫病によって死ぬ。
この都を出て包囲しているカルデア人に、降伏する者は生き残り、命だけは助かる。
わたしは、顔をこの都に向けて災いをくだし、幸いを与えない、と主は言われる。
この都はバビロンの王の手に渡され、火で焼き払われる。」
エレミヤ書 21章3〜10節