神と人の双方の働きによる
イスラエルの人々に対して神は、次のように命じられました。
自らを清く保ち、聖なる者となりなさい。
わたしはあなたたちの神、主だからである。
レビ記 20章7節
「自らを清く保ち、聖なる者となれ」というのです。
聖なる者となるために、人間側の行動が必要であることがわかります。
自らを清く保つことを、しなければならないのです。
けれども、人間の努力だけでは聖なる者になることなどできません。
そこには神側の働きかけも、必要不可欠なのです。
わたしの掟を忠実に守りなさい。
わたしは主であって、あなたたちを聖なる者とする。
レビ記 20章8節
「神があなたがたを聖なる者としてくださるのであるから、
あなたがたも、自らを清く保つのですよ」という命令です。
人間側で何もしなくて良いのではなく、人間側でも自らを清く保つことが必要なのです。
「神が聖くしてくださるから、自分たちは汚れた行動をしていてもいい」
というのではないのです。
神が聖くしてくださるから、人間側でも聖い状態にとどまり続けることが必要なのです。
【今日の聖書】
自らを清く保ち、聖なる者となりなさい。
わたしはあなたたちの神、主だからである。
わたしの掟を忠実に守りなさい。
わたしは主であって、あなたたちを聖なる者とする。
レビ記 20章7〜8節