どんな貪欲にも
イエスは、「どんな貪欲にも注意を払い、用心しなさい。」と言われました。
その理由は簡単です。有り余るほど物を持っていても、
人の命は、財産によってどうすることもできないからです。」
私たちの命は、地上生涯で終わるものではありません。
その後があるのです。死んだ後も続くのです。
地上の生涯を終えた後、神の元に行くか、神に裁かれて滅びるか、のどちらかです。
神の愛のプレゼントである、イエス・キリストを信じて罪を赦されれば
神の元に帰って永遠に生きることができます。
けれどもイエスを拒むなら、罪は赦されず永遠の滅びに投げ込まれてしまいます。
この神の前における裁きにおいて、地上で得た財産などまったく無関係なのです。
自分の罪を認めて、イエス・キリストの十字架の血潮による赦しを信じて
それを受け取ったかどうかだけが、関係するのです。
永遠の命とは無関係な、この世の財産を得ることに一生懸命になるのではなく
永遠の命を与えて下さるイエス・キリストにこそ、一生懸命になることの方が
どれだけ素晴らしいことであるか、しれません。
私たちの与えられているこの一生を、何のために使えばよいか
おのずと知れてくるでしょう。
今日私たちは、何を求め、何に一生懸命になるべきでしょうか?
【今日の聖書】
そして、一同に言われた。
「どんな貪欲にも注意を払い、用心しなさい。
有り余るほど物を持っていても、
人の命は財産によってどうすることもできないからである。」
ルカによる福音書 12章15節