はなはだ大いなるものと見えた
モーセとアロンが、ファラオの元に行った最初の頃は
ファラオやエジプトの民からは、軽んじられていました。
モーセは主にこう語っています。
モーセは主に訴えた。
「御覧のとおり、イスラエルの人々でさえわたしに聞こうとしないのに、
どうしてファラオが唇に割礼のないわたしの言うことを聞くでしょうか。」
出エジプト記 6章12節
エジプトの魔術師もファラオの側にいて、アロンが杖を蛇に変えても
川の水を血に変えても、蛙を這い上がらせても同じことをやっています。
我々の魔術師も同じことができているではないか!と、思われていたかもしれません。
基本的にこの頃は、まだまだモーセとアロンをなめ切った態度でした。
しかし、9つ目の暗闇の災いの後には
彼らの態度は、もはやそのような態度ではありませんでした。
モーセその人もエジプトの国で、
ファラオの家臣や民に、大いに尊敬を受けていたのです。
主に従い通していたモーセは、軽んじられたままではなかったのです。
【今日の聖書】
主はこの民にエジプト人の好意を得させるようにされた。
モーセその人もエジプトの国で、
ファラオの家臣や民に大いに尊敬を受けていた。
出エジプト記 11章3節