もう一匹いた
昨日の食い荒らされてしまったサツキの木を、もう一度よく見てみたところ
ルリチュウレンジの幼虫が、もう一匹見つかりました。
「まだいたか!」ということで、さっそく捕まえて取り除きました。
他にもいないか念のため、付近をくまなく調べてみましたが
どうやら、他にはいないようでした。
合計11匹のルリチュウレンジの幼虫が、サツキの葉を食い荒らしていたことになります。
もし、この11匹を放置していたらどうなっていたでしょうか?
被害は、さらに広がっていたことでしょう。
もしかしたら、全体の葉っぱを食い荒らされていたかもしれません。
危ないところでした。
木が枯れるということについては、聖書の中にこんな話があります。
アミタイの子預言者ヨナは、ニネベに宣教に行った時
神が生えさせてくださった、とうごまの木を大いに喜びました。
すると、主なる神は彼の苦痛を救うため、
とうごまの木に命じて芽を出させられた。
とうごまの木は伸びてヨナよりも丈が高くなり、
頭の上に陰をつくったので、ヨナの不満は消え、
このとうごまの木を大いに喜んだ。
ヨナ書 4章6節
しかし神は、虫に命じて木に登らせ、とうごまの木を食い荒らさせられます。
そのため、木は一夜にして枯れてしまうのです。
この時も、虫によって「ヨナよりも丈の高い木」が枯れています。
虫によって、木が一本枯れてしまうことがあるのです。
神はこの時とうごまの木を枯らすことによって、とうごまの木を喜んでいたヨナを嘆くようにさせ
神がどんなにニネベの人たちが滅びないように願っておられるかを、教えられたのです。
ニネベの人々ひとりひとりが、神の目にとってどれほど大切な存在であるかと言うことを
ヨナはとうごまの木が枯れることによって、教えられたのです。
すると、主はこう言われた。
「お前は、自分で労することも育てることもなく、一夜にして生じ、
一夜にして滅びたこのとうごまの木さえ惜しんでいる。
それならば、どうしてわたしが、この大いなる都ニネベを惜しまずにいられるだろうか。
そこには、十二万人以上の右も左もわきまえぬ人間と、無数の家畜がいるのだから。」
ヨナ書 4章10〜11節
私たちひとりひとりも、神にとってどれほど大切なひとりであるか
理解する必要があります。自分で考えているほど、軽い存在ではないのです。
神は限りない愛をもって、私たちひとりひとりを愛しておられるのです。
【今日の聖書】
ところが翌日の明け方、
神は虫に命じて木に登らせ、
とうごまの木を食い荒らさせられたので木は枯れてしまった。
ヨナ書 4章7節