今日のできごと


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2022/3/4(金)

 

アブラハムへの主の祝福 その7

 アブラハムが九十九歳になったとき、
 主はアブラハム(当時の名はアブラム)に現れて、このように言われました。
 「あなたをますます増やすであろう」

 その条件として、次のことが命じられていました。
 「あなたはわたしに従って歩み、全き者となりなさい。」(新共同訳)
 「あなたはわたしの前を歩み、全き者であれ。」(新改訳改訂3版)

 @神に従って(神の前で)歩みなさい
 A全き者となりなさい
 この2つのことが、アブラハムに対して要求されていました。

 その上で「わたしは、あなたとの間にわたしの契約を立て、
 あなたをますます増やすであろう。」という祝福を
 神はアブラハムに与えておられるのです。

 神の祝福を頂くために、アブラハム側でも
 なすべきことが、あったのです。
 黙って何もしないで、祝福を待っているのではなく

 神に従って歩み、全き者となっている必要があったのです。
 アブラハムは「神に命じられたように生きること」を選び取り、行動に移し
 神の約束の子イサクが与えられ、イサクからヤコブが生まれ

 ヤコブはイスラエルという名前に変わり、イスラエル民族は
 約束通りに増え広がっていくのです。
 「神の前に歩みます」という、アブラハムの信仰の決断は、

 約束の子イサクが与えられるという、神の祝福につながっていったのです。
 神に従うことは、神の祝福を受けることへと続くのです。
 今日私たちは、世の楽しみを選ぶでしょうか?それとも神に従うことでしょうか?

 【今日の聖書】
 アブラムが九十九歳になったとき、
 主はアブラムに現れて言われた。
 「わたしは全能の神である。
  あなたはわたしに従って歩み、全き者となりなさい。
  わたしは、あなたとの間にわたしの契約を立て、
  あなたをますます増やすであろう。」
 創世記 17章1〜2節


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