アブラハムへの主の祝福 その9
アブラハムは神の言葉に従って、モリヤの山でその子イサクを献げようとしましたが
彼が手を伸ばして刃物を取り、息子を屠ろうとしたその時
主の御使いが「その子に手を下すな。何もしてはならない。」と語りかけられました。
そのとき、天から主の御使いが、「アブラハム、アブラハム」と呼びかけた。
彼が、「はい」と答えると、御使いは言った。
「その子に手を下すな。何もしてはならない。
あなたが神を畏れる者であることが、今、分かったからだ。
あなたは、自分の独り子である息子すら、
わたしにささげることを惜しまなかった。」
創世記 22章11〜12節
そしてその後、雄羊を見つけたので
それを献げものとして、神にささげます。
アブラハムは目を凝らして見回した。
すると、後ろの木の茂みに一匹の雄羊が角をとられていた。
アブラハムは行ってその雄羊を捕まえ、
息子の代わりに焼き尽くす献げ物としてささげた。
創世記 22章13節
すると主の御使いが、再び天からアブラハムに呼びかけるのです。
そしてアブラハムに、祝福の約束を語ります。
御使いは言った。
「わたしは自らにかけて誓う、と主は言われる。
あなたがこの事を行い、自分の独り子である息子すら
惜しまなかったので、あなたを豊かに祝福し、
あなたの子孫を天の星のように、海辺の砂のように増やそう。
あなたの子孫は敵の城門を勝ち取る。
地上の諸国民はすべて、あなたの子孫によって祝福を得る。
あなたがわたしの声に聞き従ったからである。」
創世記 22章16〜18節
@あなたを豊かに祝福し、
あなたの子孫を天の星のように、海辺の砂のように増やそう。
Aあなたの子孫は敵の城門を勝ち取る。
B地上の諸国民はすべて、あなたの子孫によって祝福を得る。
このような祝福の言葉をアブラハムは、御使いによって神から受け取るのです。
【今日の聖書】
主の御使いは、再び天からアブラハムに呼びかけた。
御使いは言った。
「わたしは自らにかけて誓う、と主は言われる。
あなたがこの事を行い、自分の独り子である息子すら
惜しまなかったので、あなたを豊かに祝福し、
あなたの子孫を天の星のように、海辺の砂のように増やそう。
あなたの子孫は敵の城門を勝ち取る。
地上の諸国民はすべて、あなたの子孫によって祝福を得る。
あなたがわたしの声に聞き従ったからである。」
創世記 22章15〜18節