今日のできごと


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2022/3/19(土)

 

愛することのない者は神を知りません

 人を愛することなしに、神を知る事はできません。
 愛するといっても、恋愛とは違います。
 恋愛の場合は、「愛」というよりも「好き」です。

 「あの人が好き」だから一緒にいたい、これが恋愛のパターンです。
 けれども本当の愛は、その逆になります。
 「あの人が好きではない」けれども、あの人に最高のことをしてあげよう

 これが愛なのです。だから敵でも愛せるのです。
 「好き」というのは、嫌いな人には成立しないので
 好きになる対象は、自然と絞られていきます。全員ではないのです。

 しかし愛は、違います。
 好きでも嫌いでも、そんなことは関係ないのです。
 対象を選ばずに、その人を愛してその人に最善をなします。

 イエス・キリストの愛は、自分を十字架につける人々をも愛する愛なのです。
 通常、自分を殺そうとしている人を好きになどなりません。
 しかし愛の場合は別です。自分を殺そうとしている人でも愛せるのです。

 イエス・キリストは、まさにこれを実践で示してくださったお方なのです。

 【今日の聖書】
 愛することのない者は神を知りません。
 神は愛だからです。

 神は、独り子を世にお遣わしになりました。
 その方によって、わたしたちが生きるようになるためです。
 ここに、神の愛がわたしたちの内に示されました。

 わたしたちが神を愛したのではなく、神がわたしたちを愛して、
 わたしたちの罪を償ういけにえとして、御子をお遣わしになりました。
 ここに愛があります。

 愛する者たち、神がこのようにわたしたちを愛されたのですから、
 わたしたちも互いに愛し合うべきです。

 いまだかつて神を見た者はいません。
 わたしたちが互いに愛し合うならば、
 神はわたしたちの内にとどまってくださり、
 神の愛がわたしたちの内で全うされているのです。

 神はわたしたちに、御自分の霊を分け与えてくださいました。
 このことから、わたしたちが神の内にとどまり、
 神もわたしたちの内にとどまってくださることが分かります。

 ヨハネの手紙一 4章8〜13節


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