今日のできごと


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2022/3/10(木)

 

モーセは主に選ばれていた

 モーセは主からの召しに対して、どのようにそれを否定したでしょうか?

 @自分は何者でもない      出エジプト記3章11節
 A相手も自分を信用してくれない 出エジプト記4章 1節
 B自分には欠点がある      出エジプト記4章10節

 最終的に、「自分ではなくだれかほかの人を遣わしてください」と
 神に要求しています。
 とても自分にできることではない、とモーセは考えていました。

 しかし神の選びは、モーセだったのです。
 自分は何者でもないと思っていたモーセを、神は特別に選んでおられたのです。
 自分には欠点があると自覚していたモーセを、それでも選んでおられました。

 神が、モーセの欠点を知らなかったわけではないのです。
 モーセ以上に知っておられたはずです。
 しかし神の選びは、ほかの誰でもなくモーセでした。

 神の選びと召しは、人間的な思いとは違うのです。
 あの人には能力があるとか、あの人には欠点があるとかなどは関係なく
 神ご自身の選定基準で、選んでおられるのです。

 私たちも、私は何者でもない、人からも信用されないかもしれない
 私にはこんな欠点がある、と思っていたとしてもそれは問題ないのです。
 神が選ばれる時には、選ばれて用いられるのです。

 【今日の聖書】
 神の賜物と召命とは変わることがありません。
 ローマの信徒への手紙 11章29節(新改訳聖書)


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