モーセは主に選ばれていた
モーセは主からの召しに対して、どのようにそれを否定したでしょうか?
@自分は何者でもない 出エジプト記3章11節
A相手も自分を信用してくれない 出エジプト記4章 1節
B自分には欠点がある 出エジプト記4章10節
最終的に、「自分ではなくだれかほかの人を遣わしてください」と
神に要求しています。
とても自分にできることではない、とモーセは考えていました。
しかし神の選びは、モーセだったのです。
自分は何者でもないと思っていたモーセを、神は特別に選んでおられたのです。
自分には欠点があると自覚していたモーセを、それでも選んでおられました。
神が、モーセの欠点を知らなかったわけではないのです。
モーセ以上に知っておられたはずです。
しかし神の選びは、ほかの誰でもなくモーセでした。
神の選びと召しは、人間的な思いとは違うのです。
あの人には能力があるとか、あの人には欠点があるとかなどは関係なく
神ご自身の選定基準で、選んでおられるのです。
私たちも、私は何者でもない、人からも信用されないかもしれない
私にはこんな欠点がある、と思っていたとしてもそれは問題ないのです。
神が選ばれる時には、選ばれて用いられるのです。
【今日の聖書】
神の賜物と召命とは変わることがありません。
ローマの信徒への手紙 11章29節(新改訳聖書)