捕囚の地においても
ダニエルは、バビロンに捕囚の民として連行されました。
しかし捕囚の地において、王の侍従長はダニエルに好意を示し、
彼に親切にするのです。
そこに、神の御計らいがありました。
牢獄に入れられたヨセフが、獄中で主の恵みを受け
監守長の目にかなうように導かれたことを、彷彿とさせます。
しかし、主がヨセフと共におられ、恵みを施し、
監守長の目にかなうように導かれたので、
監守長は監獄にいる囚人を皆、ヨセフの手にゆだね、
獄中の人のすることはすべてヨセフが取りしきるようになった。
創世記 39章21〜22節
バビロン捕囚になって、「もうだめだ!おしまいだ!」
というのではなかったのです。
実はそこからが、主の計画された新たなステージだったのです。
ダニエルはバビロンにおいて、大きく用いられているのです。
ダニエルによって、バビロンに住んでいた異邦人に
真の神が、証しされていくことになったのです。
【今日の聖書】
神の御計らいによって、
侍従長はダニエルに好意を示し、親切にした。
ダニエル書 1章9節