今日のできごと


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2021/1/26(火)

 
小笹かまぼこ(裏手側)

四十間堀

 松江城の西側に「四十間堀」という堀があります。
 堀の幅は約25メートルほどなのですが、京極期の松江城下町図によると
 江戸時代の京極時代までは、本当に40間あったようです。

 40間≒1.82m×40=72.8m
 ですから、70m以上の幅の堀だったわけです。
 昔は堀だった50mの幅の部分には、今はぎっしりと建物が建っています。

 小笹かまぼこも、この四十間堀沿いにあるお店です。
 「あごの焼き」などの、かまぼこを売っているのですが、
 この「あごの焼き」というのは、松江では江戸時代中頃から造られていたようで

 小笹かまぼこだけでなく、青山蒲鉾店(享保12年創業)、長岡屋茂助(元文3年創業)
 寿山商店(明治20年創業)、寿隆蒲鉾(大正15年創業)などの老舗があります。
 あごというのは「飛魚」の事で、あごが落ちる程うまいためとも言われています。

 四十間堀も、あごの焼きも、江戸時代から続くもので、
 江戸時代に生きていた人々も、四十間堀を見、あごの焼きを食べていたのです。
 それが今に至るまで、続いているのです。

 イエス・キリストの福音は、数百年前の江戸時代からではありません。
 二千年程前から続く、良い知らせなのです。
 この福音は、四十間堀のように形が変わってしまうということもなく

 同じ味を、秘伝の調味料で出し続けている「あごの焼き」のように、
 同じイエス・キリストによる「罪の赦し」と「永遠の命」という救いを
 昔も今も、伝え続けているのです。

 【今日の聖書】
 イエス・キリストは、
 きのうも今日も、
 また永遠に変わることのない方です。
 ヘブライ人への手紙 13章8節


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