今日のできごと


 前日  翌日  今月  去年の今頃  トップへ  更新
2020/9/8(火)

 
島根銀行本店

モーセを非難してしまったミリアムとアロン

 モーセの姉であるミリアムと、兄であるアロンは
 モーセに対して、非難の言葉を投げかけています。

 ミリアムとアロンは、
 モーセがクシュの女性を妻にしていることで彼を非難し、
 「モーセはクシュの女を妻にしている」と言った。
 民数記 12章1節

 それだけではなく、モーセだけが神の言葉を取り次ぐのではなく
 私たちを通しても、神は語られるはずだと責めるのです。

 彼らは更に言った。
 「主はモーセを通してのみ語られるというのか。
  我々を通しても語られるのではないか。」
 主はこれを聞かれた。
 民数記 12章2節

 何で弟ばっかりが用いられるのか!という、身内だからこその
 非難だったのかもしれません。私の方が年長よ!という意識だったのかもしれません。
 しかし、これは大きな誤りでした。

 主はこう言われた。
 「聞け、わたしの言葉を。
  あなたたちの間に預言者がいれば
  主なるわたしは幻によって自らを示し
  夢によって彼に語る。
  わたしの僕モーセはそうではない。
  彼はわたしの家の者すべてに信頼されている。
  口から口へ、わたしは彼と語り合う
  あらわに、謎によらずに。
  主の姿を彼は仰ぎ見る。
  あなたたちは何故、畏れもせず
  わたしの僕モーセを非難するのか。」
 民数記 12章6〜8節

 主ご自身が、モーセが特別に選ばれたことを示され
 ミリアムとアロンの誤りを、指摘されたのです。

 主は、彼らに対して憤り、去って行かれ、雲は幕屋を離れた。
 そのとき、見よ、ミリアムは重い皮膚病にかかり、雪のように白くなっていた。
 アロンはミリアムの方を振り向いた。
 見よ、彼女は重い皮膚病にかかっていた。
 民数記 12章9〜10節

 最終的にミリアムは、重い皮膚病にかかり、
 雪のように白くなってしまうのです。
 神ご自身が、病気をもって裁かれたのです。

 モーセは何もしておらず、ただ祈っていただけなのです。
 私たちも、ミリアムとアロンのようにならないように気をつけなければなりません。
 その人の年齢や経験、能力や知識などで判断してしまってはならないのです。

 神が選ばれたなら、人にどう思われようと神に用いられるのです。

 【今日の聖書】
 ミリアムは宿営の外に七日の間隔離された。
 民は、彼女が戻るまで出発しなかった。
 民数記 12章15節


 前日  翌日  今月  去年の今頃  トップへ  更新