今日のできごと


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2020/8/5(水)

 
大草・竹矢・山代に広がる田

なぜ寂しい道に?

 パウロの伝道旅行を見ると、行く先々はいわゆる多くの人の住む都会だったようです。
 例えばフィリピの場合、マケドニア州第一区の都市で、
 ローマの植民都市だったと言います。
 
 そこから、マケドニア州第一区の都市で、
 ローマの植民都市であるフィリピに行った。
 そして、この町に数日間滞在した。
 使徒言行録 16章12節

 パウロの行ったコリントやアテネをはじめ、多くの伝道拠点がやはり都市です。
 人がたくさん集まっている都市を巡って、パウロは伝道していたようです。
 人里離れた人のほとんどいない寒村などではなく、多くの人が集まる都会だったのです。

 ところが、神がフィリポに命じられたのは
 「エルサレムからガザへ下る道に行け」ということでした。
 そこは人通りの多い所ではなく、「寂しい道」だったと書かれています。

 寂しく人がほとんど通らない、そんな道に行ってどうするのか?
 と普通なら思うところですが、ひとりの人物とちょうど出会うのです。
 そして、その人物に伝道するのです。

 神が遣わされるのは、人が密集している所ばかりとは限らないのです。
 ある場合は、人のほとんどいない寂しい所にも遣わされるのです。
 そこで神は、重要な出会いの機会を設定されるのです。

 【今日の聖書】
 さて、主の天使はフィリポに、
 「ここをたって南に向かい、エルサレムからガザへ下る道に行け」
 と言った。そこは寂しい道である。
 使徒言行録 8章26節


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