今日のできごと


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2020/3/18(水)

 
嵩山と和久羅山と大橋川

和解の献げ物

 和解の献げ物 《動物の種類の3パターン》
種類 動物 方法 聖書
和解

(無傷)

(雄・雌)
@奉納者が献げ物とする牛の頭に手を置く
A臨在の幕屋の入り口で屠る
B祭司たちは血を祭壇の四つの側面に注ぎかける
C下記の部位を祭壇の燃えている薪の上の
 焼き尽くす献げ物と共に煙にする。
 ・内臓を覆っている脂肪
 ・内臓に付着するすべての脂肪
 ・二つの腎臓
 ・腎臓に付着する腰のあたりの脂肪
 ・腎臓と共に切り取った肝臓の尾状葉
レビ記
3:1-5


(無傷)

(雄・雌)
@奉納者が献げ物とする羊の頭に手を置く
A臨在の幕屋の前で屠る
B祭司たちは血を祭壇の四つの側面に注ぎかける
C下記の部位を祭壇の燃えている薪の上の
 焼き尽くす献げ物と共に煙にする。
 ・尾骨のところで切り取った脂尾全部←羊の場合だけ脂尾
 ・内臓を覆っている脂肪
 ・内臓に付着するすべての脂肪
 ・二つの腎臓
 ・腎臓に付着する腰のあたりの脂肪
 ・腎臓と共に切り取った肝臓の尾状葉
レビ記
3:6-11
山羊

(無傷)

(雄・雌)
@奉納者が献げ物とする山羊の頭に手を置く
A臨在の幕屋の前で屠る
B祭司たちは血を祭壇の四つの側面に注ぎかける
C下記の部位を祭壇の燃えている薪の上の
 焼き尽くす献げ物と共に煙にする。
 ・内臓を覆っている脂肪
 ・内臓に付着するすべての脂肪
 ・二つの腎臓
 ・腎臓に付着する腰のあたりの脂肪
 ・腎臓と共に切り取った肝臓の尾状葉
レビ記
3:12-16

和解の献げ物の細分 《目的の種類の3パターン》
種類 目的 方法 聖書
和解 感謝 肉とともに下記の@〜Cを献げる
----------------
@輪型のパン
 オリーブ油を混ぜて焼く
 その内の1個は奉納物として主に献げる→血を注ぎかけた祭司のもの
----------------
A薄焼きパン
 オリーブ油を塗る
 その内の1個は奉納物として主に献げる→血を注ぎかけた祭司のもの
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B練って輪型にした小麦粉
 オリーブ油を混ぜて練る
 その内の1個は奉納物として主に献げる→血を注ぎかけた祭司のもの
----------------
 上記の和解の献げ物のほかに
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C酵母を入れて作った輪形のパン
 その内の1個は奉納物として主に献げる→血を注ぎかけた祭司のもの
 ※Cは和解の感謝の献げ物としてではなく
  和解の献げ物の範疇外の献げ物としてささげる
  献げ物のパンには酵母は使わない決まり(2:11)
----------------
肉は1日目に食べる
2日目に焼き捨てる
----------------
レビ記
7:11-15
満願
or
随意
肉は1日目に食べる
2日目も食べられる
3日目に焼き捨てる
レビ記
7:16-18

和解の献げ物の禁止事項
種類 目的 禁止 聖書
和解 感謝 肉を2日目に食べてはいけない
レビ記
7:15
満願
or
随意
肉を3日目に食べてはいけない
レビ記
7:18

 以上のように、和解の献げ物は、祭司だけでなく、
 献げた人が、自分で食べることができた献げ物なのです。
 これを主の御前で家族と共に食べ、手の働きをすべて喜び祝うことを

 神から命じられているのです。(申命記12章参照)
 神への献げ物ではありましたが、神のみ前で喜び楽しむために
 家族とともに、食べる献げ物だったのです。

 神に対して、和解の献げ物をささげるときに必要だったことは、
 神に対する、感謝と喜びだったのです。
 神のみ前で、喜び祝うための献げ物だったのです。

 【今日の聖書】
 必ず、あなたたちの神、主がその名を置くために全部族の中から選ばれる場所、
 すなわち主の住まいを尋ね、そこへ行きなさい。
 焼き尽くす献げ物、いけにえ、十分の一の献げ物、収穫物の献納物、

 満願の献げ物、随意の献げ物、牛や羊の初子などをそこに携えて行き、
 あなたたちの神、主の御前で家族と共に食べ、
 あなたたちの手の働きをすべて喜び祝いなさい。
 あなたの神、主はあなたを祝福されているからである。
 申命記 12章5〜7節


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