雑草と言われている植物は、黙っていても成長していきます。
　きれいに取り去っても、1週間もすればまた芽を出してきます。
　芽が出た雑草を、1か月も放置して置いたら大変です。手では抜けなくなります。

　3か月も放置してしまったら、踏み込めなくなってしまいます。
　所謂「ジャングル化」してしまいます。
　雑草の成長には、目を見張るものがあります。

　それでは、信仰の成長はどうでしょうか？
　「何もせずに放っておけば、雑草のように自然と成長しますよ」
　ということだったら、クリスチャン人生は楽勝でしょう。

　しかし、そうではありません。放っておいたら成長どころか、衰退します。
　元々罪人として生まれていますから、放置すると罪に流れてしまうからです。
　楽な方、楽な方へと、坂道を転がり落ちるように落ちて行ってしまいます。

　成長するためには、何もしないで放置するというわけにはいかないのです。
　それでは、何をすればよいのでしょうか？
　まず、「だれが私たちの信仰を成長させてくれるのか」を知る必要があります。


　私たちを成長させてくださるのは、神です。
　だとすれば、神のみもとに行くことなしに成長はあり得ないということになります。
　神のみもとに行かなければ、成長はないのです。

　私たちのすることは、神のみもとに行くことです
　祈ることです。
　信仰の成長を祈り求めるとき、神はそれをかなえて下さるのです。

　【今日の聖書】
　ですから、大切なのは、植える者でも水を注ぐ者でもなく、
　成長させてくださる神です。
　コリントの信徒への手紙一　３章７節