イエスの憤り
イエスが憤られた出来事が、聖書に記されています。
イエスに触れていただくために、人々が子供たちを連れて来たのですが
その人々を、弟子たちが叱った時、イエスは憤られています。
イエスに触れていただくために、
人々が子供たちを連れて来た。
弟子たちはこの人々を叱った。
マルコによる福音書 10章13節
弟子たちは、子供たちを連れてきた人々を叱りました。

意味:@叱る,叱責する,非難する,咎める,
(相手により「たしなめる」「諌める」等)
A勧告する,戒める,懲戒する;
しかし、イエスはこれを見て憤り、弟子たちに言われた。
「子供たちをわたしのところに来させなさい。
妨げてはならない。
神の国はこのような者たちのものである。
マルコによる福音書 10章14節
しかしイエスは、そういう弟子たちを憤られています。

意味:怒る(立腹する,憤慨する,不快感を表す)
「子供たちをわたしのところに来させなさい。妨げてはならない。
神の国はこのような者たちのものである。」と
イエスは弟子たちを、たしなめるのです。
イエスが憤られるほど、子供たちを妨げることは
悪いことだ、ということがわかります。
礼拝中騒いでは困るから、どこかに行っててくれというのは
間違っているのです。
たとえ騒がしかろうが、走り回ろうが
子供たちを、拒んではならないのです。
はっきり言っておく。
子供のように神の国を受け入れる人でなければ、
決してそこに入ることはできない。」
マルコによる福音書 10章15節
さらに言えば、
子供のもつ素直さ純粋さという面には、信仰の模範があるのです。
大人の方が、子供にならうべき点があるのです。
【今日の聖書】
しかし、イエスはこれを見て憤り、
弟子たちに言われた。
「子供たちをわたしのところに来させなさい。妨げてはならない。
神の国はこのような者たちのものである。
マルコによる福音書 10章14節