今日のできごと


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2019/9/18(水)

 

うちの子に限って...

 以前「うちの子に限って」というドラマが、放映されていました。
 「うちの子に限って、そんな悪いことをするはずがありません」と
 親は普通、先生や他の人たちに言いたくなるのです。

 「我が家の子は、元々良い子で、そんな悪いことなどするはずがありません」
 「何かの間違いでしょう」
 「うちの子は良い子です。そんな悪いことをする悪い子じゃないはずです」

 「だから、うちの子に限って、そんな悪いことをするはずがありません」
 と言うのです。けれども、聖書を見るとどうでしょうか?
 「すべての人が罪人である」と書かれているのです。

 次のように書いてあるとおりです。
 「正しい者はいない。一人もいない。
 ローマの信徒への手紙 3章10節

 ということは、元々完璧な良い子など一人もいないということになります。
 誰もが罪人なので、必ず何処かに罪の結果が現れてくるのです。
 ですから、「うちの子に限って」と言う場合、こうなります。

 「うちの子に限って、そんな悪いことをしないはずがありません」
 罪人として生まれた以上、どうしても罪を犯してしまうのです。
 「うちの子は善人で、絶対罪を犯したりしない」と言う前提で子どもを育てると

 子供は耐えきれなくなります。必ずどこかで破綻します。
 罪人だからです。子供に、「良い人の振り」をさせ続けなければならなくなるのです。
 必ず罪を犯してしまうけれども、そこから離れて罪を捨てて立ち直ることこそを

 親として教えて行かなければならないのです。
 子どもが罪を認め、悔い改めて、二度と犯さないように決断することこそ
 教え励ましていくべきなのです。

 子どもを聖人君主扱いしてはならないのです。
 生まれた時から、どの子も罪を持って生まれてきているのです。
 その罪を赦してくださる方こそ、イエス・キリストなのです。

 【今日の聖書】
 人は皆、
 罪を犯して神の栄光を受けられなくなっていますが、
 ただキリスト・イエスによる贖いの業を通して、
 神の恵みにより無償で義とされるのです。
 ローマの信徒への手紙 3章23〜24節


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