ねたまれるほどの祝福を受けたイサク
イサクは飢饉のために、ゲラルに移り住むのですが、
その土地に穀物の種を蒔くと、その年のうちに百倍もの収穫をするのです。
飢饉というのは、食べ物がなくなった状態ですから大ピンチだったわけです。
しかしイサクは、その年のうちに百倍もの収穫を受けています。
収穫なしの大ピンチが、大収穫の祝福に変わっているのです。
種を蒔いたその年の内に、大収穫を得ています。
イサクは主の祝福を受けて、豊かになり、ますます富み栄えたのです。
多くの羊や牛の群れ、それに多くの召し使いを持つようになったと言います。
主の祝福は、飢饉から脱却させてくださるだけでなく、大収穫に至っているのです。
それを見ていたペリシテ人は、祝福されたイサクをねたむようになります。
飢饉のため助けを求めにやってきたイサクが、逆に自分たちよりも多くの収穫を
得たのですから、これはねたまれるのは仕方ないことだったでしょう。
主の祝福は、それほどのものなのだということがよくわかります。
周囲の人にねたみを起させるほどの祝福を、主はイサクに与えられたことが
わかるのです。主の祝福はそれほどまでに、大きく素晴らしいものなのです。
【今日の聖書】
イサクがその土地に穀物の種を蒔くと、
その年のうちに百倍もの収穫があった。
イサクが主の祝福を受けて、豊かになり、ますます富み栄えて、
多くの羊や牛の群れ、それに多くの召し使いを持つようになると、
ペリシテ人はイサクをねたむようになった。
創世記 26章12〜14節