今日のできごと


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2019/3/19(火)

 
さつき

この地上の人生は仮住まい

1.やがて終わる私たちの人生

 私たちは、永遠にこの地上に住むわけではありません。

 この地上に仮住まいする間、
 その方を畏れて生活すべきです。
 ペトロの手紙一 1章17節(後半)

 地上の人生は、仮住まいです。
 どんなに長くても120年ほどで終わります。
 どんなに快適で豪華な暮らしをしていても、いつかは終わるのです。

 欲しかったものが手に入った喜びで、喜んでいても
 念願かなって、進学できたり、就職できたとしても
 地上の生涯は、仮住まいです。永遠ではないのです。

 たとえ豪華な豪邸に住んでいたとしても、
 人の羨むような、地位や名誉が与えられていたとしても
 地上の生涯が終わったら、終わりを遂げます。

2.地上の人生の次こそが大切

 その次こそが大事なのです。
 地上生涯が終わった後、どこへ行くのかが最重要事項なのです。
 永遠をどこで過ごすのか、永遠に何を残すのかこそが重要なのです。

 2.1 神のおられる天国に行くこと

 イエス・キリストを信じ、罪ゆるされると、永遠の命が待っています。
 天における永遠の命が、待っています。
 そこに行くことこそが、最優先事項であって一番大切なことです。

 神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。
 独り子を信じる者が一人も滅びないで、
 永遠の命を得るためである。
 ヨハネによる福音書 3章16節

 まずイエス・キリストを信じることが、何よりも大切なのです。
 イエス・キリストを信じることなしに、天国に行くことはできません。
 イエス・キリストを仮住まいの人生の中で、信じ受け入れることが必要です。

 ほかのだれによっても、救いは得られません。
 わたしたちが救われるべき名は、天下にこの名のほか、
 人間には与えられていないのです。」
 使徒言行録 4章12節


 2.2 天国に残ることを行うこと

 次に、イエス・キリストの命じられたように、
 神を愛し、隣人を自分自身のように愛して生きていくことが大切です。

 わたしがあなたがたを愛したように、互いに愛し合いなさい。
 これがわたしの掟である。
 ヨハネによる福音書 15章12節

 同じことをしていても、その動機が「愛」かどうかで変わってきます。

 たとえ、山を動かすほどの完全な信仰を持っていようとも、
 愛がなければ、無に等しい。
 コリントの信徒への手紙一 13章2節(後半)

 愛を動機としていなければ、
 山を動かすほどの完全な信仰を持っていようとも、無に等しいのです。
 信仰があれば良いのではなく、そこに愛があるかどうかが問われています。

 愛は永遠に残ります。

 それゆえ、信仰と、希望と、愛、この三つは、いつまでも残る。
 その中で最も大いなるものは、愛である。
 コリントの信徒への手紙一 13章13節

 2.3 愛の実践こそ天国に続くいつまでも残ること

 信じたら、愛を実践するのです。
 愛を土台とした、愛に基づいた行動を選択し、
 実行し続けていくのです。

 愛は忍耐強い。愛は情け深い。ねたまない。
 愛は自慢せず、高ぶらない。
 礼を失せず、自分の利益を求めず、いらだたず、恨みを抱かない。
 不義を喜ばず、真実を喜ぶ。
 すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてに耐える。
 コリントの信徒への手紙一 13章4〜7節

 忍耐強く、情け深く、ねたまず、自慢せず、高ぶらず、
 礼を失せず、自分の利益を求めず、いらだたず、恨みを抱かず、
 不義を喜ばず、真実を喜び、すべてを忍び、信じ、望み、耐えていくのです。

 それこそが、天に持っていける唯一のものだからです。
 地上の人生、それは仮住まいです。
 そこで、永遠を過ごすわけではないのです。

3.仮住まいに力をかけ過ぎない事

 やがて終わってしまうことに、力をかけ過ぎないことです。
 自分のために富を蓄えることや、自分の地位や名誉を追いかけること、
 自分のために快適さや便利さを追求することに、力をかけ過ぎない事です。

 自分のために一生懸命でも、それが隣人のためでないのであれば
 残らないのです。隣人愛は確実に残ります。
 けれども自分の欲望の追求は、残りません。

 1000坪を越えるような敷地に、大きな邸宅を建てたとしても
 テントで、キャンプしているようなものなのです。
 やがて終わらないといけないのです。

むすび. 仮住まいの後、天で神に会うことになる

 神は今、私たちを限りなく愛しておられます。
 天において私たちは、その神と直接お会いすることになるのです。
 とするならば、仮住まいの地上の人生ですることは何でしょうか?

 イエス・キリストを信じて天に行けるようになった後は、
 いつも神を見上げて、神に祈り、神の言葉である聖書を読みながら
 神を畏れつつ、神との親しい交わりをしながら生きてゆくのです。

 【今日の聖書】
 また、あなたがたは、
 人それぞれの行いに応じて公平に裁かれる方を、
 「父」と呼びかけているのですから、
 この地上に仮住まいする間、その方を畏れて生活すべきです。
 ペトロの手紙一 1章17節


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