勇気をもって雄々しく実行せよ
ダビデ王は、その子ソロモンへの王位継承の時に
神殿の設計図を手渡しています。
ダビデはその息子ソロモンに、前廊、さまざまな建物、貯蔵室、
階上の間、奥の部屋、贖罪所の設計図を手渡した。
歴代志上 28章11節
その時にソロモンに対してこう語るのです。
わが子ソロモンよ、この父の神を認め、
全き心と喜びの魂をもってその神に仕えよ。
主はすべての心を探り、
すべての考えの奥底まで見抜かれるからである。
もし主を求めるなら、
主はあなたに御自分を現してくださる。
もし主を捨てるならば、
主はあなたをとこしえに拒み続けられる。
今、よく考えよ、
主は聖所とすべき家を建てるためにあなたを選ばれた。
勇気をもって行え。」
歴代志上 28章9〜10節
@父ダビデの神を認めなさい
A全き心と喜びの魂をもってその神に仕えなさい。
主はすべての心を探り、すべての考えの奥底まで見抜かれる方だ
Bもし主を求めるなら、主はあなたに御自分を現してくださる。
Cもし主を捨てるならば、主はあなたをとこしえに拒み続けられる。
D今、よく考えよ、
E主は聖所とすべき家を建てるためにあなたを選ばれた。
F勇気をもって行え。」
「神を認め神に仕えなさい。そして神殿建築を勇気をもって行いなさい」
こういう指示を、ダビデ王はソロモンに与えているのです。
この指示は「勇気をもって行え」で締めくくられています。
「勇気をもって行え」は、その後も繰り返されています。
「勇気をもって雄々しく実行せよ。
恐れてはならない。おじけてはならない。」
ソロモンにとって必要だったことは、「勇気をもって行うこと」でした。
ソロモンにとって、「してはならなかったこと」は、
「恐れること」と、「おじけること」だったのです。
「神なる主は、あなたと共にいて、
決してあなたを離れず、捨て置かず、
主の神殿に奉仕する職務をことごとく果たさせてくださるからである。」
神が共にいて下さり、職務をことごとく果たさせてくださるから
それができるのだ、とソロモンを励ましています。
私たちも同じです。
主が共にいて下さるから、恐れることもおじける必要もないのです。
必要なことは、主を信頼して勇気をもって実行することなのです。
必ず主が、職務を果たさせてくださるのです。
【今日の聖書】
こうしてダビデはその子ソロモンに言った。
「勇気をもって雄々しく実行せよ。
恐れてはならない。おじけてはならない。
わたしの神、神なる主はあなたと共にいて、
決してあなたを離れず、捨て置かず、
主の神殿に奉仕する職務をことごとく果たさせてくださるからである。
歴代志上 28章20節