松江しんじ湖温泉
1.温泉の詳細
松江しんじ湖温泉は、宍道湖畔に湧く天然温泉です。
詳細
地下1,250メートルから、77.2度の温泉が沸いています。
泉質はナトリウム・カルシウム・塩化物・硫酸塩泉ということです。
2.温泉の効能
効能は、神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・慢性消化器病・リウマチ性疾患
慢性皮膚病・慢性婦人病・更年期障害などに効くようです。
動脈硬化症にも効くと言われています。
3.温泉の購入
1995年に新しい源泉が掘り当てられて、湯量に恵まれたため、
「温泉スタンド」
が開設されました。現在国道431号線沿いで、
100リットル100円で販売されています。(営業時間12時〜20時)
4.日帰り入浴
@ちどり湯 350円 10時〜21時過ぎ (駐車料金別途)
日帰り入浴をしたい場合は、
ちどり湯
なら350円で入ることができます。
朝10時から夜9時20分までで、水曜日は定休日です。
ただし、石鹸とシャンプーはついていませんので持ち込みになります。
A松江ニューアーバンホテル 1000円(JAF500円) 6時〜23時
その他にも、
松江ニューアバンホテル
では、
1000円(JAF割引500円)で、入ることができます。朝も6時から入れます。
ここはボディーソープも、シャンプーもついています。
B水天閣 800円 16時〜21時
水天閣
は、時間は短いですが、シャンプー、コンディショナー、
ボディソープもついていて、露天風呂や湯上りどころもあります。
日本庭園を眺めながら、入浴できます。混雑時は入れない時もあるようです。
1.荒野で温泉を発見したツィブオンの息子アナ
聖書で温泉と言えば、創世記の36章に出てきます。(口語訳聖書,新改訳聖書)
セイルに住んでいたフリ人セイルの、息子ツィブオンの息子アナが、
父ツィブオンのろばを飼っていた時、「荒野で温泉を発見した」と記されています。
ヂベオンの子らは次のとおりである。
すなわちアヤとアナ。
このアナは父ヂベオンのろばを飼っていた時、
荒野で温泉を発見した者である。
創世記 36章24節(口語訳)

温泉? or 泉? |
新共同訳聖書では、この単語を「温泉」ではなく、
単に「泉」と訳しています。
|
ツィブオンの息子たちは、アヤとアナである。
アナは父ツィブオンのろばを飼っていたとき、
荒れ野で泉を発見した人である。
創世記 36章24節(新共同訳)
2.温泉発見者アナの娘オホリバマは、エサウの妻の一人
この「温泉(泉?)を発見した『ツィブオンの息子アナ』」の娘は、
オホリバマと言います。
名前の意味は、英語で"tent of the high place"です。
和訳すると「高き場所の幕屋」とでもいうところでしょうか。
アナの子供たちは、ディションとアナの娘オホリバマである。
創世記 36章25節
ディションとオホリバマが、兄妹ということになります。姉弟かもしれません。
ちなみにディションという名前は、"thresher"という意味です。
日本語では、「脱穀機」という意味になります。
アナの意味は、"answer"で「答え」、
ツィブオンの意味は、"coloured"で「色付き」です。
ヤコブの意味は「かかと」または「略奪者」、エサウは「毛深い」です。
エサウは、ツィブオンの孫娘でアナの娘オホリバマと結婚していますので
アナの娘は、エサウの妻のひとりだったということです。
エサウの妻は何人かいますが、その中の一人がオホリバマだったのです。
エサウは、カナンの娘たちの中から妻を迎えた。
ヘト人エロンの娘アダ、
ヒビ人ツィブオンの孫娘でアナの娘
オホリバマ、
それに、ネバヨトの姉妹でイシュマエルの娘バセマトである。
創世記 36章2〜3節
ということは、エサウの義理の父(オホリバマの父)が
温泉(泉?)を発見したアナということになります。
そうすると、エサウもその温泉(泉?)と何らかの関りがあったかもしれません。
3.エサウは温泉の恩恵に預かっていたかもしれないが神の祝福は失った
けれども、たとえエサウが温泉の恩恵に預かっていたとしても、
エサウは、本来自分が受けるはずだった神の祝福を
弟のヤコブに、奪われてしまったのです。
エサウは父に叫んだ。
「わたしのお父さん。祝福はたった一つしかないのですか。
わたしも、このわたしも祝福してください、
わたしのお父さん。」
エサウは声をあげて泣いた。
父イサクは言った。
「ああ
地の産み出す豊かなものから遠く離れた所
この後お前はそこに住む
天の露からも遠く隔てられて。
お前は剣に頼って生きていく。
しかしお前は弟に仕える。
いつの日にかお前は反抗を企て
自分の首から軛を振り落とす。」
創世記 27章38〜40節
一方ヤコブは、父イサクをだましてはいましたが
神の祝福を、その手に入れていました。
兄からその祝福を、策略をもって奪い取っていたのです。
ヤコブが近寄って口づけをすると、イサクは、
ヤコブの着物の匂いをかいで、祝福して言った。
「ああ、わたしの子の香りは
主が祝福された野の香りのようだ。
どうか、神が
天の露と地の産み出す豊かなもの
穀物とぶどう酒を
お前に与えてくださるように。
多くの民がお前に仕え
多くの国民がお前にひれ伏す。
お前は兄弟たちの主人となり
母の子らもお前にひれ伏す。
お前を呪う者は呪われ
お前を祝福する者は
祝福されるように。」
創世記 27章27〜29節
むすび.本当に重要なことは地上の温泉ではなく神の祝福に預かること
結局エサウは、神の祝福を得たヤコブとは別々に、
離れて住むようになって、
セイルの山地に住むようになります。
神の祝福は、長男エサウにではなく、次男ヤコブに受け継がれ
イスラエル民族におよび、その家系から救い主イエス・キリストが
誕生することになるのです。
イエス・キリストこそ、全人類の罪の身代わりに十字架で血潮を流して死なれ
罪を赦し、永遠の命を与え、神の祝福を私たちに与えてくださるお方です。
イエス・キリストを信じるとき、アブラハムからイサク、ヤコブと受け継がれた
神の祝福を、私たちも受け継ぐ者とされるのです。
温泉につかることも、気持ちがよく素晴らしいものですが
私たちは、それとは比べものにならない程の神の祝福に預かるべきなのです。
イエス・キリストを信じるときに、その祝福が信じたひとりひとりのものに
なるのです!ハレルヤ!
【今日の聖書】
それは、「アブラハムは神を信じた。
それは彼の義と認められた」と言われているとおりです。
だから、信仰によって生きる人々こそ、
アブラハムの子であるとわきまえなさい。
聖書は、神が異邦人を信仰によって義となさることを見越して、
「あなたのゆえに異邦人は皆祝福される」という福音を
アブラハムに予告しました。
それで、信仰によって生きる人々は、
信仰の人アブラハムと共に祝福されています。
ガラテヤの信徒への手紙 3章6〜9節
※その他の名前の意味は以下の通り。
イシュマエルは、"God will hear"で「神は聞いて下さるでしょう」
バセマトは、"spice"で「香辛料」
ネバヨトは、"heights"で「高さ・高き所」