今日のできごと


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2018/9/8(土)



パウロの祈祷課題

 パウロは、ローマの信徒たちに対して、
 「わたしのために、わたしと一緒に神に熱心に祈ってください」
 と願っています。

 その祈祷課題は下記の通りです。

 わたしがユダヤにいる不信の者たちから守られ、
 エルサレムに対するわたしの奉仕が聖なる者たちに歓迎されるように、
 こうして、神の御心によって喜びのうちにそちらへ行き、
 あなたがたのもとで憩うことができるように。
 ローマの信徒への手紙 15章31〜32節

 1.パウロがユダヤにいる不信の者たちから守られるように
 2.エルサレムに対するパウロの奉仕が信徒たちに歓迎されるように
 3.喜びのうちにローマへ行って、憩うことができるように

 大伝道者で大きく用いられているパウロに、自分たちが祈ってもらうことが
 あったとしても、そのパウロのために自分たちが祈る必要があるのだろうか?
 自分たちが祈らなくても、働きは進むのではないだろうか?

 こんな疑問も、生じていたかもしれません。
 しかし、どんなに力強い働きをしていたとしても
 パウロも、祈りを必要としていました。

 なぜなら、その働きはパウロ自身の力によってではなく
 神の力によって、なされていたものだったからです。
 したがって、神の力と導きと助けを祈り求め続けなければならなかったのです。

 流石のパウロも、ひとりではことを成し遂げられませんでした。
 祈りの援助が、必要だったのです。
 それを、ローマの信徒に求めているのです。

 それは今もって同じです。
 パウロだけではなく、主の働きに邁進しているすべての働き人が
 祈りの援助を、必要としているのです。

 【今日の聖書】
 兄弟たち、わたしたちの主イエス・キリストによって、
 また、“霊”が与えてくださる愛によってお願いします。
 どうか、わたしのために、わたしと一緒に神に熱心に祈ってください、
 ローマの信徒への手紙 15章30節


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