今はおぼろに映ったものを見ている
川面に映った景色を眺めると、それはおぼろに映っているので
はっきりとはわかりません。映っている本物をみると、
はっきりとわかります。
現在に生きる私たちも同じで、神の姿は見えないので
おぼろにしかわかりません。
しかし、やがて神の前に行く時が来て、その時には
はっきり知ることになるのです。
この地上では悲しいかな、神の姿を天におけるように
はっきりと知ることはできないのです。
けれどもそんな中でも、よりよく神を知ろうと祈りつつ
生きているのが、クリスチャンなのです。
祈りの中で神と交わり、神の愛と素晴らしさを知ってゆくのです。
【今日の聖書】
わたしたちは、今は、鏡におぼろに映ったものを見ている。
だがそのときには、顔と顔とを合わせて見ることになる。
わたしは、今は一部しか知らなくとも、
そのときには、はっきり知られているように
はっきり知ることになる。
コリントの信徒への手紙一 13章12節