本来的人間の姿
 人間は、神のかたちに造られたものです。
 従って、人間の本来的姿は、神のかたちと同じなのです。
 神のかたちは、愛です。
 従って、人間の本来的姿は、神と人を愛する姿です。
 さらに、聖霊の実が聖書に記されています。
 聖霊は神の霊であり、聖霊の実は神の御性質そのものですから
 人間の本来的姿は、聖霊の実に表されます。
 聖霊の実は、愛からはじまり、以下
 喜び、平和、寛容、親切、善意、誠実、柔和、節制と続きます。
 人間の本来的姿というのは、
 @愛  A喜び B平和 C寛容 D親切 E善意
 F誠実 G柔和 H節制 なのです。
 そして本来的姿でないのは、以下の通りです。
 肉の業は明らかです。
 それは、姦淫、わいせつ、好色、偶像礼拝、魔術、敵意、争い、
 そねみ、怒り、利己心、不和、仲間争い、ねたみ、泥酔、酒宴、
 その他このたぐいのものです。
 以前言っておいたように、ここでも前もって言いますが、
 このようなことを行う者は、神の国を受け継ぐことはできません。
 ガラテヤの信徒への手紙 5章19〜21節
 元々の人間は、以下のような姿ではなかったのです。
 @姦淫 Aわいせつ B好色  C偶像礼拝 D魔術
 E敵意 F争い   Gそねみ H怒り   I利己心
 J不和 K仲間争い Lねたみ M泥酔   N酒宴
 これは、後から入ってきたものです。
 すなわち罪を犯してしまった結果、後から入り込んでしまったものなのです。
 これらは、人間本来の姿ではありません。
 ですから、これらから解放され、これらの悪を捨て去って、
 本来的姿を取り戻す必要があります。
 それをしてくださるのが、イエス・キリストなのです。
 イエス・キリストを信じるときにはじめて
 人間本来の姿を、取り戻すことができるようになるのです。
 イエス・キリスト以外に、それができる人はおらず、方法もないのです。
 
【今日の聖書】
 これに対して、霊の結ぶ実は愛であり、
 喜び、平和、寛容、親切、善意、誠実、柔和、節制です。
 これらを禁じる掟はありません。
 ガラテヤの信徒への手紙 5章22〜23節