福音の光が見えないようにした
 聖書では、「神」に対して「この世の神」という存在が出てきます。
 この世の神が、
 信じようとはしないこの人々の心の目をくらまし、
 神の似姿であるキリストの栄光に関する福音の光が
 見えないようにしたのです。
 コリントの信徒への手紙二 4章4節
 この世の神は何をするかと言えば、
 1.信じない人々の心の目をくらます
 2.キリストの栄光に関する福音の光を見えなくする
 したがって、この世の神というのは
 「キリストに相対する者である」ということがわかります。
 ですから神とキリストに対して、逆サイドにいるものということになります。
 ということは、「悪魔」と言ってよいでしょう。
 悪魔のすることは、キリストを見えなくすることなのです。
 救い主を見えなくし、滅びへと突き進ませるのが悪魔のわざです。
 私たちはその救い主を、明らかに見えるように証してゆくのです。
 救い主の光を、私たちを通して輝かせることが、私たちの務めなのです。
 今日も明日もいつまでも、光の子としてキリストの光を輝かせて歩くのです。
 
【今日の聖書】
 「闇から光が輝き出よ」と命じられた神は、
 わたしたちの心の内に輝いて、
 イエス・キリストの御顔に輝く神の栄光を悟る光を
 与えてくださいました。
 コリントの信徒への手紙二 4章6節