今日のできごと


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2018/2/14(水)



彼が悪から離れるように語らないなら...

 ある時、預言者エゼキエルに主の言葉が臨みました。

 人の子よ、わたしはあなたをイスラエルの家の見張りとした。
 あなたが、わたしの口から言葉を聞いたなら、
 わたしの警告を彼らに伝えねばならない。
 エゼキエル書 33章7節

 神が、悪人に対する警告の言葉を、エゼキエルに伝えたら、
 その警告を、きちんと悪人に伝えなさいという命令です。

 わたしが悪人に向かって、
 『悪人よ、お前は必ず死なねばならない』と言うとき、
 あなたが悪人に警告し、
 彼がその道から離れるように語らないなら、
 悪人は自分の罪のゆえに死んでも、
 血の責任をわたしはお前の手に求める。
 エゼキエル書 33章8節

 もし悪人に対して警告する神の言葉を聞いたのに、
 それを伝えなかったら、悪人が自分の罪の責任で死んだとしても
 その悪人の血の責任を、神はエゼキエルの手に求めると言うのです。

 神の警告を聞いているのに、その人に語らないというのは、
 そういうことなのだということがわかります。
 たとえその人に嫌がられたとしても、

 語るべきことは、語らなければならないのです。
 そしてもし、神の警告をその悪人に対して語ったにも関わらず
 その悪人がそれを聞こうとしないで、自分の罪の責任で死ぬなら

 それは、悪人だけの責任だというのです。

 しかし、もしあなたが悪人に対して
 その道から立ち帰るよう警告したのに、
 彼がその道から立ち帰らなかったのなら、
 彼は自分の罪のゆえに死に、あなたは自分の命を救う。
 エゼキエル書 33章9節

 福音を語るまでは、先に福音に預かった者たちの責任です。
 しかし福音を聞いた後に、信じるかどうかは
 聞く人の責任になります。

 先にイエスを信じて救われた人々は、福音を語るまでの責任を帯びています。
 しかし、福音を語ったその先の責任は、聞いた人本人に帰します。
 福音を語ってくれた人たちには、ないのです。

 【今日の聖書】
 わたしが悪人に向かって、
 『悪人よ、お前は必ず死なねばならない』と言うとき、
 あなたが悪人に警告し、
 彼がその道から離れるように語らないなら、
 悪人は自分の罪のゆえに死んでも、
 血の責任をわたしはお前の手に求める。
 エゼキエル書 33章8節


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