持ち物をすっかり売り払っても欲しいもの
イエスは、商人が登場するたとえ話をなさっています。
良い真珠を探している商人が、高価な真珠を一つ見つけると、
出かけて行って持ち物をすっかり売り払ってそれを買う、というたとえです。
良い真珠は、商人が持っている全財産よりも価値がある真珠だったので、
商人がその真珠を、全財産を売ってでも買うのだというのです。
天国はちょうどそのようなものだと、イエスは語っておられます。
永遠の命と全財産と比べたら、どちらが高価でしょうか?
永遠の命に決まっています。
どんなにお金を積まれても、永遠の命には比較になりません。
全財産を失って、永遠の命を得るのと、
永遠の命を失って、超豪華な人生を送るのと
二者択一なら、どちらを選ぶでしょうか?
答えるまでもないでしょう。
永遠の命を得る方です。
永遠の命を失っていたら、超豪華な人生を送っても最後は永遠の滅びです。
永遠の滅びには、断じて行ってはなりません。
イエス・キリストを信じて、永遠の命を得るのです。
地上の生涯で最もしなければならないことはただ一つ、イエスを信じることです。
【今日の聖書】
また、天の国は次のようにたとえられる。
商人が良い真珠を探している。
高価な真珠を一つ見つけると、
出かけて行って持ち物をすっかり売り払い、
それを買う。
マタイによる福音書 13章45〜46節