お茶をたてる
今年は、松江城主の松平不昧公没後200年ということで、
松江市内のあちらこちらで、お茶と和菓子に関する催し物が開かれています。
美術館や博物館も、不昧公の展示をしていたようです。
ということで今日は、お茶のたて方を教えて頂きました。
茶碗を温めて、そのお湯を捨て、茶碗を拭いて、抹茶を入れて、
柄杓でお湯を注ぎ、茶筅で泡立てるという順序でした。
茶筅は、奥から手前に直線に動かし、
最後に、のの字を書くようにして引き上げるということで
サポニンの働きで、泡立つということでした。
抹茶の量は、茶杓1杯半で、お湯の量は柄杓1杯でした。
必ず、初めにお菓子を食べないといけないようで、
お菓子とお茶がセットのようです。
お茶を頂いた感想としては、礼儀を重んじるそのやり方に
聖餐式のパンとぶどう酒の、お菓子とお茶版のような
そんな感じが、拭えませんでした。
もしかしたら、千利休は茶道と言いつつ
聖餐式をしていたのではないか、と思ってしまう人が
少なからずおられるのも、うなずけます。
聖餐式は、イエス・キリストの十字架を記念して行うものです。
【今日の聖書】
わたしがあなたがたに伝えたことは、
わたし自身、主から受けたものです。
すなわち、主イエスは、引き渡される夜、
パンを取り、感謝の祈りをささげてそれを裂き、
「これは、あなたがたのためのわたしの体である。
わたしの記念としてこのように行いなさい」と言われました。
また、食事の後で、杯も同じようにして、
「この杯は、わたしの血によって立てられる新しい契約である。
飲む度に、わたしの記念としてこのように行いなさい」
と言われました。
だから、あなたがたは、このパンを食べこの杯を飲むごとに、
主が来られるときまで、主の死を告げ知らせるのです。
コリントの信徒への手紙一 11章23〜26節