今日のできごと


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2017/7/27(木)



地域の牧師の早天祈祷会

 今日は、地域の牧師の早天祈祷会がありました。
 今日も心を合わせて、互いのために地域のために共に祈りました。
 私たちに希望をもたらしてくれる、素晴らしいひと時となりました。

 1.「自分の力だけでできます」と思うことが間違いの始まり

 祈りの第一歩は、「自分にはできません」から始まります。
 「自分でできます」「自分の力で十分です」という認識は、
 「神に助けてもらわなくても大丈夫です」という考え方になります。

 そうなると、祈って神に求める必要性を感じなくなります。
 祈って神に求めなくても、自分でできますという具合になります。
 だから、祈らないで自分でやってしまおうとしてしまうのです。

  「自分には、力もあります、知恵もあります、
   人を愛する愛も十分にあります、
   あとはただ、実行あるのみです!」

 と思って、自分の力で実行するとどうなるでしょう?
 おそらく失敗するでしょう。
 うまくいったように見えて、実はまったく逆になったりします。

 祈らないで実行すると、いつまでたってもこれの繰り返しで
 堂々巡りです。何でできないのだろう?
 なぜうまくいかないのだろう?という具合です。

 2.「自分の力ではできません」から祈りが始まる

 自分にはできません、自分には何も良いものがありません、
 だから、神よ助けてください、私に良いものを与えてください、
 私に教えてください、愛せませんから愛せるように助けてください、

 そう祈るのです。
 自分にはないから、神に求めて祈るのです。
 自分にはできないから、神の力でできるようになるよう神に祈るのです。

 冷蔵庫が空っぽなのに、そのままだったら食事は作れません。
 冷蔵庫が空っぽなのに、まだいっぱい残っているはずだと
 勘違いしていたら、買い物に行かないでしょう。

 買い物に行かなければ、空っぽのままで食事は作れないのです。
 冷蔵庫が空っぽだと認識しているから、
 買い物に行って必要な物を買い求めるのです。

 そして買い物に行って、帰ってくると冷蔵庫はいっぱいになります。
 家族の食事を作れるようになります。
 買い物と祈りは似ています。

 祈り求めないなら、空っぽなのです。
 隣人を愛せと言われているのに、愛せないままなのです。
 愛せると思ってやってみるのですが、むなしく終わってしまうのです。

 3.できない自分に全能の神が与えてくださる

 できない自分に気づかないと、求めないので与えられず、
 できないままで、終わってしまうのです。
 できない自分に気づくこと、そこから「祈り」が始まるのです。

 できない自分に気づくと、そこから「求める」行動が始まります。
 それこそが祈りなのです。祈り求める時、神はそれに答えて下さり
 豊かに与えてくださるのです。そしてできるようになって、

 結果的に良い実を結びます。できない、できない、の堂々巡りが終わるのです。
 最終的に、神に祈り求めて神が助けてくださったから、できない自分にもできた!
 ということになって、栄光が神に帰っていくのです。

 むすび.祈りとは「できない自分」が「できる神」に求めること

 とにかく、自分にはできないということを、肝に銘じておくことです。
 そして、神にはできるということを確信していることです。
 そして、その神に信じて祈り求めていくのです。
 
 必ず素晴らしいことが起こることでしょう。
 ぜひそれを体験してください!
 自分を頼りにせず、神だけを頼りにするのです。

 【今日の聖書】
 わたしたちとしては死の宣告を受けた思いでした。
 それで、自分を頼りにすることなく、
 死者を復活させてくださる神を頼りにするようになりました。
 コリントの信徒への手紙二 1章9節


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